分岐点、35歳でしておくべきこと。 40代に向けて目指したいのは「若返り」ではない美しさ。
Beauty 2018.02.23
肌のきめ細やかさが失われたり、睡眠不足で働くことができなくなったり。女の分かれ道となる35歳。そこから転げ落ちるか、さらにキレイが加速するかは自分次第。ならばお尋ねしましょう! 美しき先輩たち12人の、“35歳”にまつわるアレやコレや。美容ジャーナリストの永富千晴にとって、35歳でしておくべきこととは?
永富千晴
美容ジャーナリスト
40代
▼35歳で現れたエイジングサイン
美容好きの集まるコミュニティ、C-ub.Cを立ち上げて数年、ビューティツールブランドのKОBAKОの開発プロジェクトが水面下で動き始めた頃。今日のこと、明日のことで目一杯。自分の変化でいちばんショックだったのは、全身の肉質がガラリ(!)と変わってきたこと。肌に芯がなくなり、柔らかくなった感じ。ラインの出るTシャツなどを着ると、どことなくもっさりして見え、似合わないと感じる服が一気に増えた。
▼35歳でやってよかったこと
スキンケアやメイクの意識改革。「若返りたい」というより「いつまでもデニムをはける女性でいたい」という俯瞰的な目線になり、40歳に向かっていま何をしておくべきかを考ていた。クレ・ド・ポーボーテなどの、保湿たっぷりの美白ケアは現在のシミ防止にも役立ち、頭皮ケアや白髪対策はいまも継続。ボディはゆがみやこり対策を積極的に。指標としていた女性は、ジェーン・バーキン。同世代の女性も、旬の続いている人と旬が過ぎた感じの人、生活感がいい方向に転ぶ人と生活感がオバサンくささにつながりそうな人とが分かれてきて、変わらないこともひとつの勲章だと思うように。
▼35歳でやらなくてよかったこと
激しいヘアカラーとダイエット 。もしやっていたら、髪も身体も相当なダメージを受けていたに違いない。
▼35歳でやっておけばよかったこと
顔は実践していたが、ボディも美白ケアをしておけばよかった。あとは、歯のメンテナンス、運動、腹筋、ヒップアップ、脱毛、かかとケアなど。
「内側からもシミ対策」。ハイチオールCプラス〈第3類医薬品〉180錠¥4,536(編集部調べ)/エスエス製薬
「いまからでも遅くない。ということでボディも美白ケア中」。クレ・ド・ポー ボーテ セラムコンサントレエクセルシサン〈医薬部外品〉40mℓ¥16,200/資生堂インターナショナル
35歳のジェーン・バーキン。エフォートレスビューティを体現。
〝若返り〟ではないキレイを追求。美白ケアとともに!
Profile
女性誌のビューティエディターを経て独立。美容好きが集う「Club.C」を立ち上げ、化粧品のマーケティングや開発にも携わる。
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texte : KOZUE MABUNI, photos : JOHN CHAN (OBJETS)