肌と髪の素朴な疑問、教えてプロフェッショナル! Q.19.20 ブリーチやカラーリングのケア、どうするのが正解?
Beauty 2018.12.23
20代後半から30代のボーテスターたちが、いまさら聞けない美容に関する悩みや疑問を、プロフェッショナルな先輩5人にクエスチョン。コスメ選びやケア方法の答えを探ります。
<Hair & Scalp Care | 健康な髪と頭皮が、美しいヘアスタイルの素。>
Q.19
ブリーチしたハイトーンヘアは、どんなケアをすべき?
……佐々木 茜
ある意味、損傷覚悟のおしゃれブリーチ。美しい仕上がりを保つには、カラーリング以上にアフターケアが不可欠。
「ダメージは避けられない。ハードなケミカル処理をした髪はナチュラルなヘアケアでキープするのは難しいので、最先端の科学を応用したヘアケアで日々補修を。髪の内部に有効成分を導入するサロントリートメントを定期的に受けることも有効です」(渡邉)
Q.20
カラーリングしたダメージヘアに、オーガニックのシャンプーは効果的?
……青柳文子、AMO
いくらオーガニックでも、きしむシャンプーは摩擦で髪を傷めるリスクがある。
「ケミカルな処理をした髪には、ケミカルなケアが必要。シリコン=悪ではなく、髪をコーティングし、摩擦の軽減にも役立つ」(渡邉)。
「オーガニックではないノンシリコンやノンパラベンシャンプーも増えている。ただダメージを本気で改善するなら、髪の内側から補修するヘアマスクやコンディショナーを重視して」(安倍)

渡邉季穂
(uka代表・ネイリスト)
トータルビューティサロン「uka」のディレクションを務める一方、ネイリストとして各界から絶大な人気を誇る。ケア製品の開発や技術者の育成など、活動は多岐にわたる。

安倍佐和子
(ビューティエディター)
スキンケア、メイク、美容医療からオーガニックまで幅広く精通。近著に『人と比べない美人力の磨き方 美容エディター安倍佐和子のmy BEAUTY rules』(講談社刊)。
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*『フィガロジャポン』2018年11月号より抜粋
photos : JOHN CHAN, texte : ERI KATAOKA