お家でフットケア、みんなが犯しがちな間違いを検証!

Beauty 2020.09.05

まだまだ続く、太陽の季節、フットケアも気が抜けない。でも気をつけて。美しい素足のために、誰もがやってしまう小さな間違いをチェックしておこう。

200828-attention-aux-petites-erreurs-qui-peuvent-ruiner-notre-beaute-des-pieds.jpg

素足のビューティ、台無しにしないために気をつけたい、小さな間違いとは? photo : Istock

爪に負担をかけずに、ペディキュアを美しく仕上げ、ネイルを長持ちさせるには、毎日のケアで間違いを犯さないことが大切。夏は足を酷使する季節だけに、よかれと思ってやっているちょっとした間違いが、トラブルの原因になったり、爪を傷めてしまうことになりかねない。自然派ネイルカラーブランド「キュアバザー」共同創始者のクリスチャン・デイヴィッドが、フットケアで気をつけるべき6つのポイントをアドバイスしてくれた。

ケアは乾いた足で行うこと。

足の手入れをする時は、まずフットバスでリラックスを、と考えがち。ところが、デイヴィッドによれば、自分で足のケアをする時は、足が乾いた状態で始めるのが大事だという。「フットバスは爪を柔らかくしますが、爪を切って形を整えるには、爪は硬い状態でなければなりません。爪やすりも、乾いた状態のほうがきれいに削れます」

---fadeinpager---

爪切りで形を整えてはいけない。

爪切りは爪のケアになくてはならない道具だが、使い方を間違えてはいけない。「フットケアを爪切りからスタートする人は多いのでは?足の爪は手の爪に比べて分厚いし、手の爪のように普段からやすりで手入れしている人は少ないでしょう。でも、爪切りは長さを整えるときに使うもの。形を整えるにはやすりを使います」。特に、爪の角は切りにくいので、爪切りの使用は避けるべき、とデイヴィッド。切りすぎなどの失敗は、爪が伸びるのを妨げたり、巻き爪などのトラブルの原因になる。「いずれにせよ、爪の形をきちんと整えることは、フットネイルを美しく仕上げる基本です」

足やすりを使いすぎないこと。

足やすりも足元のお手入れには欠かせない。足やすりは、靴とこすれることで硬くなった角質を優しく落としてくれる。いっぽう、硬くなっていない皮膚まで削る必要はない。「特に素足で靴を履くことが多い夏は、皮膚の表面に少し硬さを残しておくことが大切です。足やすりの使いすぎは線状のヒビの原因になり、乾燥すると症状が悪化します。ひどい時は健康な肌を取り戻すまでに2ヵ月かかることも」

したがって足やすりを使うのは、小指の先やかかとなど、角質化しやすい部分だけにしておくこと。「ほかの部分は削る必要はありません。気になる人はフットケアの専門医に診てもらいましょう」。肌の乾燥や、ガサつきが気になる場合は、ゴマージュで角質を取り除く。クリームをたっぷり塗るのも忘れずに。

---fadeinpager---

甘皮を押し上げない。

甘皮の処理もフットケアの大切なステップ。まずは、甘皮を柔らかくすることから。キュアバザーは、サロンでも使用しているクリームを浸み込ませた靴下「Kit The natural pedicure ritual」(6€、kurebazaar.com)をすすめている。靴下を履いたまま10分待つと、爪が柔らかくなるというもの。または塩とオイルを混ぜた水に足を浸してもいい。「注意点は、甘皮を完全に除去しようとしないことです」とデイヴィッド。確かに、つい爪の表面を上下にこすって甘皮をぐいぐい押し上げてしまいがち。「このやり方では爪を傷めてしまいます。甘皮を取り除くにはニッパーを使いますが、これは自宅ではなかなか難しいかもしれません」。ケア用のウッドスティックの面取りされた丸い側を使って、円を描くように整えるのがコツ。「甘皮の輪郭に沿って、爪のカーブに合わせてスティックを動かします。甘皮を処理し、爪の表面を整えたら、ネイル前のベースの完成です」

爪の黄ばみを防ぐには

鮮やか色のネイルが好きな人へのデイヴィッドからのアドバイスは、3回に2回はヌードカラーを選ぶこと。ピンク色の美しい爪を保ち、色素の沈着を軽減できる。ネイルの成分に気をつけるのはもちろん、爪よりやや白めのベースコートを選ぶことも忘れずに。

---fadeinpager---

ベースコートはマスト。

手と同じように、足の爪も色をのせる前に必ずベースコートを。「手よりも、足の爪にはさらに欠かせません。マニキュアに比べて、フットネイルは3倍長持ちするので、色素がより長い間、爪の表面に付着し続けることになります」。リムーバーでネイルを落としてみると、爪が黄ばんでいることも。まずは、石けんで足を洗う、または少量のアルコールを使って爪の表面の皮脂をきちんと落としてからベースコート(なるべく艶のあるもの)を塗る。「皮脂を落としておかないと、ネイルは24時間程度しか持ちません!」

次に、ネイルは2度塗りがおすすめ。1度めは薄く。透けるくらい薄くても大丈夫。ボトルのカラーより一段薄めでいい。「1度目は仕上がりの色より薄くて当然。そうでなければつけすぎです。その場合はコットンにリムーバーを浸み込ませてネイルを拭き取り、最初からやり直して」

十分に乾かすこと。

トップコートもやはり重要なステップだ。デイヴィッドは、フットネイルには乾かす効果のあるタイプをすすめる。「つま先の開いた靴を履き、1時間は気をつけて」。デイヴィッドによれば、美しいペディキュアを長持ちさせるためのちょっとしたコツは、数日に一度トップコートを塗ること。たった10分のケアでエナメルの輝きが戻ってくる上に、ネイルの保護にも有効だ。「傷がついたネイルを直す以外は、塗り直す必要はありません」。プロのアドバイスをしっかり守って、パーフェクトな足で夏を過ごそう。

【関連記事】
セルフネイルを美しく長持ちさせる、10の法則。
自爪の形を変えてくれた運命のネイルサロン。

texte : Justine Feutry (madame.lefigaro.fr)

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

Business with Attitude
Figaromarche
airB
言葉の宝石箱
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories