最新号、フィガロジャポン10月号では、「オンオフ、スイッチ美容。」を特集しています。リモートワークが増えて、オンとオフの切り替えが難しいと思うのは編集SKも同じ。まずは窓辺にワークスペースを確保して、光の変化がわかるようにしました。ああ、夕暮れだな、と思うとパソコンを閉じてキッチンに行く。
しかし、朝起きてから「さあ仕事するぞ」と家で思うのってホントに難しい。そもそも朝が苦手なのでいまだに一苦労。この夏、朝の気分をオンにしてくれていたのは、このふたつのコスメだったかも。
ルミエル コンプレクス ボタニカルウォーター コンセントレ 120ml ¥5,500/インフィオレ
この化粧水、ひんやりとした水のような感触で肌がシャキッとして毛穴もキュッと引き締まる。すーっとしたハーブの香りもすがすがしい。顔を洗ってこの青いボトルを手に取ってつけると、目が覚める気がする。植物成分によるブライトニング効果もあるので、夏にぴったり。
エレメンタリー フェイスケアパウダー Ouju 11g ¥9,680/イトリン
ツヤ肌トレンドは続くけれど、オンライン画面は妙にテカるのでややマットくらいの肌がベター。それには「お粉」が活躍。スキンケア成分をフリーズドライしてパウダーにしたイトリンは、ファンデを塗りたくはない、この家にいるようないないようなシーンにありがたい存在。3種あるうちのOujuは、肌の黄ぐすみや環境ストレスに対応する植物成分を配合しているので、紫外線が気になる季節にこれまたぴったり。私はうっすら肌色が整うジョンマスのUVにこれを重ねるのが定番。
パフで肌にのせた時、ふわっと植物の香りがするのもまた気持ちがいい。外に出かける時も、マスク必須のいまは蒸れるから、このパウダーで少し抑えておくと、ヨレも肌荒れも防げてちょうどいいのです。
肌につける行為と感触と香りで、気持ちがオンになる。化粧品はスイッチの切り替えにもなってくれるものなのだなあと、編集しながら、自分でも試しながら感じていました。
これまで無意識にやっていたルーティンを、自分のオンオフになる香りや行動って?と意識してやってみることで、生活がしやすくなるかもしれません。誌面と合わせてぜひお試しを。