
絶品カレーのつぶやき⑤ ~タイカリー ピキヌー~
こんにちは。
グルメ担当でもないのに、最近カレーの記事しか書いていない編集MSです。
「まりモグ」もあるので、カレーのつぶやきには
いったん区切りをつけようかと思っているのですが、
その前に絶対紹介しておかねばならないカレーを今回は!
これぞ、編集MSの最愛にして唯一無二のカレー、
タイカリー ピキヌーの「カントリーカリー」です。
チェンマイなどのタイ北部で食べられる、
通称「ゲーン・パー」(=森のカレー)。
スパイスとハーブが突き抜ける爽快な辛さに、
しゃきしゃきの野菜とフクロ茸。
ココナッツミルクが入っていない分、
実際の辛さよりも強烈に感じる人も。
インドカレーやグリーンカレーのようなリッチな味を
想像してかかると面食らいます。
重さゼロ、カレーというよりクリアなスープという感じでしょうか。
東急田園都市線の駒沢大学駅から
徒歩1分のところにあるこちらのお店には、
通い始めて早12年。
駒沢大学には、2016年7月号のカレー特集でも紹介した
Indian Canteen Ami(インディアン キャンティーン アミ)
という名店もあるのですが、いつもピキヌーに行ってしまうので
なかなかそちらに行けず……。
ピキヌーのカレーに惚れ込み、学生時代はここで4年間バイトし、
タイ語まで習い始めてしまったMS。
ここの「カントリーカレー」、少なくとも400杯は食べているはずです。
そんな私がおすすめする食べ方がこちら。
まずは頼むべきものから!
●ラッシー ¥300
※特に辛いものが苦手な方は、胃に膜を張るという意味も込めて。何回か通って顔を覚えてもらえたら、マンゴーラッシー(ラッシーにマンゴージュースを足した裏メニュー)も頼めます(笑)。
●サラダ ¥300
●お好みのカレー ¥800~¥1,000
●ココナッツアイス ¥300
※カレーの後に食べるとおいしさ倍増。シャーベットのようなしゃりっと感もあって、ココナッツ特有のもったりした甘さが苦手な人にもおすすめです。
「サラダ」¥300。お塩が出されますが、テーブルに備え付けのナンプラーをかけて食べるのがおすすめ。
ドレッシングも軽くかかっているので、かけすぎに注意。
「カントリーカリー」¥800。できればひとりではなくふたりで来て、カレーを3つ頼むといろんな味が楽しめて楽しいです
おすすめは言わずもがな「カントリーカリー」なのですが、
ディナータイムに行くならぜひ「アロイ」を。
「アロイ」は月替わりのカレーで、夜の部しか食べられません。
しかも19時30分頃には売りきれてしまうことが多いので、
できれば18時台に行って頼むのが懸命です。
(ちなみにMSは、ひとりで来ても「カントリー」と「アロイ」両方頼みます)
「アロイ」¥1,000。こちらは2月のメニューで、挽き肉を使ったタイ南部の激辛料理「クァクリン」を元にしたドライカレー。
3月は菜の花、春キャベツ、スペイン産の赤豚を使った
レッドカリーだそうです。
今月はまだ食べに行けておらず……あ~早く食べたい!!
ここのカレーは、スパイスに麻薬が入っているのではと
噂されるほど中毒性が高く、3回食べてしまったら
もう一生通うことになると思います(笑)。
ピキヌーにはタイカレーが全7種類
(ランチは「アロイ」を除いた6種類)ありますが、
最後に他のカレーも一部ご紹介。
「レッドカリー」¥800。ピキヌーの中ではいちばん優しい味。タケノコの食感が最高です。初めての方にもおすすめ。
「パネンカリー」¥1,000。「パネン=水っぽくない」という意味で、リッチな味わい。ファンも多いのですが、手間がかかるので混雑時は頼めなかったりします。特に、時間のかかる「アロイ」と一緒に頼むのはご法度、というのが常連間での暗黙のルール……。
基本は火曜と水曜がお休みですが、その他にも長期休暇や不定休があるので、
来店前にホームページで営業日を確認したほうがいいと思います。
気づいたらカレーのつぶやきというより
ピキヌーマニュアルになってしまいましたが、
みなさんもぜひ一度足を運んでみてください!
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