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可愛すぎるポルトガル、わんこコレクション。

本日発売のポルトガル特集のため、スタイリスト岡尾美代子さんとリスボン取材にいってきましたまりモグです。

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食いしん坊なので、どんなお料理に出合えるかしら……じゅるり……と機内で胸が高鳴ります。本場のポルトガル料理はとってもシンプルで想像どおりのおいしさ! エビ、カニ、タコ天国で、どれも塩が利いているのでポルトガルのワイン・ヴィーニョヴェルデともぴったり。

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……と美味づくしでしたが、意外にもいちばん心を奪われたのが街を行きかうわんこたちでした。そのほんの一部をご紹介します。

コレクションその1:イマジン犬

映画『イマジン』を見た方はお分かりになるかと……!坂を下って白い建物が見えた時、「なんだかイマジンのカフェみたいだな~」とぼんやり見つめていたのですが、さらに近づくとまさにそのカフェでした。パネルまで置いてあったので間違いありません。ひとり興奮。

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コレクションその2:コラボ犬

本誌でも紹介しているとっておきエリア、プリンシペ・レアル。毎週土曜日は公園でオーガニックマーケットを開催しているのですが、人の数と同じくらいわんこが多い! 黒×白のわんこと茶系わんこ、この二匹はいったいどういうご関係なのでしょう……?

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この数分後……

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あれ、1匹増えてる! おもわず岡尾さんもくすり。時間が経つごとに、どんどん増えていったのは気のせいでしょうか。

コレクションその3:アイドル犬

シアードのカモインス広場でその姿を遠目に見た時、これは!と思いダッシュしました。チャウチャウです。ポルトガルに移住してきたというイギリス人のおじさまとお散歩中。最初は私たちだけがキャーキャー言っていたのですが、どんどん人だかりが。飼い主の方いわく、異国の地でも、わんこのおかげでたくさん友だちができたそう。なんて親孝行なのでしょう……。

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コレクションその4:モップ犬

ここから地方編です。アレンテージョ地域のモンサラシュという町へ。丘の上にある、城壁内の小さな町です。青い空に白い家々が映えます。この町の名物・ウールの毛布もとっても愛らしいのですが、同じくらい気になったのがこちらのモップ犬。石畳になじみすぎていて、しかもひとりぼっちだったので一瞬見逃しそうでした。モップというほど毛は長くないのですが、毛質がなんともキュート。豆を数粒あげたのですが、食べてもらえませんでした……。

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コレクションその5:絨毯ショップの看板犬

アライオロスでは、ひと針ずつ手縫いで作る絨毯のアトリエを訪れました。
町を探索中、5回くらい同じおじさんとわんこに遭遇(笑) 町歩きのルートが一緒なのでしょうか。とあるラブっぽいわんこに何度も会うので気になって見つめていたら、1軒の絨毯ショップに招かれました。

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ここがおうちだったのね! 店内でいちばんいい椅子で普段はテレビを鑑賞しているようです。ぐうたらしているように見えますが、こうして旅人を店に見事呼び込むなんて、看板犬としては本当に優秀です。

コレクションその6:世話焼き犬

同じくアライオロスにて。本誌でも登場いただいた、農場ホテルの看板犬・ポエージョさん(お顔は本誌にて要チェックです)。ポエージョというのはこの農場にも生えているミントの一種だそう。
鳥のお世話担当というポエージョはとにかく人間が大好き!外国人のゲストが多いからか、英語で話しかけると反応がいいらしく、下手なりに英語で話しかけてみました。
たった1泊の短い滞在でしたが、帰り際、受付でお別れを告げてくれました。その時の写真がこちら。

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さよならを言い、別の場所に移動して車に乗り込み出発しようとした時、窓の外にポエージョの姿が!追いかけてきてくれたようです(涙)サイドミラーに映るポエージョがどんどん小さくなっていくシーンはさながら恋愛映画のようでした……。オブリガーダ(ありがとう)、ポエージョ。

と、長くなってしまいましたがポルトガルは犬も幸せ、人々もみな穏やかで幸せそうで、本当に素敵な国でした。
ちなみに、アライオロスのページで掲載した「アサリと豚肉のアレンテージョ風」は、「これは……!」といちばん心を打たれた料理。日本でも食べられないかなと必死で調べていたのですが、渡りに船!朗報が舞い込んできました。
figaro.jpでは、ポルトガル料理の伝道師でもある馬田草織さんによる「豚とアサリのアレンテージョ風」のレシピが公開予定。おすすめヴィーニョヴェルデも紹介されるので、日本にいながらにしてポルトガルの風を感じられます。

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表紙は、ドウロ川の河口に広がる街・ポルト。
リスボン、ポルトのほか、アレンテージョやアヴェイロといった郊外の町も紹介。フィガロジャポン2月号「懐かしくて可愛いポルトガル」が絶賛発売中!

【関連記事】ポルトガル風、スパイスも具材もたっぷり楽しむパーティ鍋。

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