北海道に思いを馳せて。

こんにちは、編集YUKIです。
発売中の「フィガロジャポン」1月号「齊藤工 活動写真館」には、女優・モデルの大政絢さんが登場。はっと息を飲むほどの美しさと、吸い込まれそうなまっすぐな眼差しに、ページをめくる手が止まります。

その大政さんは、9月に開催された齊藤さん主宰のcinéma bird in 北海道にゲスト出演していました。ご自身が北海道出身だったことから実現したそうです。今回のcinéma birdには初めて編集部から、編集KIMとわたしとで伺いました。その様子は活動寫眞館の番外編としてレポートを載せていますので、ぜひご覧ください！

齊藤工とシネマバード in 北海道。前編
齊藤工とシネマバード in 北海道。後編

cinéma birdが楽しみだったのはもちろん、編集KIMとわたしは北海道の旅を堪能するべく、その前後にもいろいろな場所へ行きました。そんな楽しい旅を振り返ってみたいと思います。

イベント前日に札幌に入り、まず向かったのは、本誌でも取材をさせていただいた「さっぽろ藤野ワイナリー」。

併設のカフェレストラン ヴィーニュでランチをいただきました。こちらは道産小麦100％の自家製ピザ生地を使った「花畑牧場モッツァレラのマルゲリータ」。もちもちした生地がとてもおいしかったです。ピノ・ノワールや山葡萄などをブレンドした赤ワイン「ル・ノール（Le Nord） 2017」と。奥は「今週のパスタ」で、パスタも道産小麦100％のオリジナル生パスタ。早くもお腹も心も満たされました。

ワイナリーを見学した後には、敷地内のガーデンを散策。現在は8種類を育てているというブドウ園のほかにも、野菜畑や花の散歩道が広がります。

ワイナリーでは、ブドウ畑にバラを植えると聞いたことがあります。バラが元気に育っているかどうかで、土の状態がわかるのだそう。

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童心に帰って歩き回った後、札幌芸術の森へ移動。企画展を観た後、屋外彫刻を鑑賞しながら、また森の中を歩きます。

キツネにも出会いました。

樹々の間に配されたグスタフ・ビーゲランの彫刻作品のひとつ『木の枝をすべりぬける少女』。

凛々しいキリンの彫刻は淀井敏夫『幼いキリン・堅い土』。

入り口で来場者を迎える屋外美術館のシンボルレリーフも、実物の枝から直接型取りして作られた、向井良吉による作品だそうです。

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宿泊は、やはりフィガロで取材した「アンワインドホテル＆バー」。山の中のロッジのような雰囲気の居心地のよいホテルです。屋上のバーで、またワインをいただいた後は、すすき野へ。人気の老舗「だるま」に行列して入り、ビールとジンギスカンを堪能しました。食べるのに夢中だったのと、外にはまだまだ行列ができていたので写真がなくてすみません。このために来たのかと思うほど札幌観光を満喫し、大満足の編集KIMと編集YUKIでした。

後編に続きます。