Editor's Blog

コンポスト始めました。

こんにちは、編集YUKIです。
久しぶりに晴れましたね!
この1週間、天気に呼応するようにどよーんとした感じで過ごしましたが、窓を開け放して風と太陽光を浴びると途端に元気になり、自分が生き物であることを実感します。

さて、この外出自粛期間中に新たな生き物が我が家にやってきました。
その生き物とは、微生物です。
生ゴミを分解して堆肥に変えてくれる、コンポストを導入しました。

200500_blog_compost_01.jpg

ペットボトルを再利用したフェルトのような質感のバッグは、スペースを取らないところがうれしい。LFCコンポストは、都会で暮らす人も気軽に始められるように工夫されているそう

きっかけは、テレワークをスタートし、ひとりなのに日々なぜこんなにゴミが出るのかと驚いたこと。そしてこの時期も変わらずゴミ収集をしてくださる人たちの存在の大きさを感じて、自分の出すゴミの量を減らせないかと考えはじめたことでした。
我が家のベランダのサイズを考えると大きなものは置けないので、トートバッグ型の「LFCコンポスト」を選びました。

コンポストを始めるとペットを飼っているような気持ちになる、と聞き、いや自分はそこまでは……と思っていましたが、微生物は甘いものや炭水化物、脂っこいものが好き、という何とも人間味あふれるところに親近感が湧いてきます。わざとケーキのかけらや茹でた麺を入れたり、果物や野菜の皮を分解しやすいように細かく刻んであげたりと、早くも甘やかす気満々です。

コンポストライフの先輩である友人から、投入する前に新聞紙などの上に置いて乾燥させるのがポイントと聞いて実践したところ、このことでもだいぶ量が減ります。生ゴミの約90%が水分で、ゴミとして捨てると焼却の際にも大きな環境負荷になるのだとか。乾燥させることで腐敗しにくく扱いやすくなり、これからの季節にも安心。

野菜屑はもともとベジブロスを作るために捨てずに貯めていましたが、作った後さらにコンポストに入れられて、得した気分です。
そしてコンポストを始めて、実際にゴミの量が減りました!

ただ、うちのベランダの住人は、そんなに肥料を必要としない、たまに水やりを忘れてしまっても元気でいてくれる(←本当はダメです)たくましい子たちばかりなので、出来上がった肥料をどうするか、そして通常勤務に戻っても続けられるのか問題はありますが、無理なく少しずつでも、小さな循環を作れたらと思っています。

外出自粛期間中に、野菜やハーブを育てはじめた人も多いと聞きます。それを育てる肥料も自家製ができたら素敵ですね。我が家では、洗濯物を干すスペースも奪われかねない勢いですくすくと育つ面々に加えて、新たに野菜も育ててみたくなってきているのが目下の悩みです。

ARCHIVE

MONTHLY

フィガロワインクラブ
Business with Attitude
キーワード別、2024年春夏ストリートスナップまとめ。
連載-パリジェンヌファイル

BRAND SPECIAL

Ranking

Find More Stories