
モンブランの麓の村の農場で、ガチョウと暮らす猫。
いきなり季節感のない写真ですみません。
前回のブログでは、海や渓谷など水辺の遊びをご紹介しましたが、今回のブログは、山! お山たくさん、ちょっと猫。
7月から始まる、ながーいフランスのバカンスシーズンのなかでも、最も人が動くと言われている、8月中旬の週末、我々もながーいドライブに出発。
向かったのは、シャモニー(Chamonix)。私の「行きたい場所リスト」に長らく入っていた場所の1つです。
シャモニーと言えば、イタリア、スイスとの間にある西ヨーロッパ最高峰の山、モンブランの麓の町。冬はスキー、夏は避暑や登山に訪れる人が多い、フランスのリゾート地です。私たちが住むエクス・アン・プロヴァンスからは、車で5時間ちょっととgoogle mapは言っていますが、渋滞や休憩なども含めると、約7時間かかります。
モンブランに行くなんて、イモトレベルの装備が必要ではないかと思いきや、どこまでも繋がっているロープウェイと登山鉄道のおかげで、サンダルでだって3,800メートルまで上がれてしまいます。
基本はロープウェイ移動、そしてロープウェイの駅から横移動で、ハイキングと山の絶景が十分楽しめるのです。


エギュイユ・デュ・ミディ(Aiguille du Midi)の展望台。高さは3,842m。よくもまあこんなところに展望台を立てたな。という感じですが、そのおかげで素晴らしい景色を楽しめます。


ちゃんとした装備を身につけて、エギュイユ・デュ・ミディから山に出る人たち。小学生くらいの子どもたちも、家族で歩きに出ていました。お互いを紐で結びつけて。勇気あるー。


グラン・モンテでは、1時間ほど歩くと巨大な氷河を目の前に見られます。耳をすますと、メキメキと氷河が動く音が。
こちらはたしか、ブレヴァン(Brevent)の上での写真。
宿は、シャモニーの隣の隣の村、ヴァロシーヌ(Vallorcine)に。そこで出合いしヴァロシーヌ猫たちはと言うと……
まずは通りすがりの家の猫用テラス(?)の上にいた、綺麗な三毛猫。
この表情はまさに、「おっとそれ以上近づくなよ。」ですね。すぐにでも立ち上がって逃げれまっせ、みたいな顔してこっち見てます。
続きまして、直売所やレストランもついた農場、La Ferme des 3 Oursで、まるまる太った鶏と、ちょっと怖いガチョウと、たくさんの牛と暮らしていたのがこちらのトラ猫。


しっぽをくねくね、時にぴーーんと立てたりもして、優雅な伸びを披露。
カメラを向けると突進してくる怖いガチョウ。番犬?
これにて「行きたい場所リスト」1件消化、とはならず、リストに残留決定。次は、「冬のシャモニー」に行きたい。雪景色、眺めたい。ええ、人間とは欲深いものです。
※現在、エギュイユ・デュ・ミディ展望台へのロープウェイのうち1つが故障中のため、途中駅(Plan de l'aiguille)までしか行けないようです。最新情報はこちらからどうぞ。
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