ごはんだっておつまみに。「オリーブの炊き込みごはん」
ごはんのレシピです。新米のおいしい季節ですし、ワインに合うごはんを作ってみました。ごはんはおつまみではなく、〆にいただくものなのですが、パスタやパンでワインを飲むように飲みながらごはんを食べてもいいのかな、と。そんな日だってあります。
お気に入りのお米は青森の「青天の霹靂」。冷めてからもおいしいお米が好きなのですがこのお米はまさにそれ。冷めてからもつやっとして、おつまみのためのごはんにぴったりなのです。
にしても、このお米は印象に残るよい名前。霹靂とは急に激しく雷の鳴ることですが、霹靂より辟易することが多い日々。日常にもう少し激しさがあってもいいなあ。などと思ったり。
さて、具材のオリーブは新漬けのオリーブ。秋に収穫されたフレッシュな味わいのオリーブはこりっとしていて、青い果実のような味。食べ出すと止まらないのですが、これを炊き込みごはんの具材に。漬け汁の塩水にもオリーブの風味が溶け出しているので、それも使って炊き込みました。仕上げにはオリーブオイルを回しかけて、こしょうをぱらり。
やっぱり、ワインを飲まずにはいられないようです。
オリーブの炊き込みごはん
<材料 4人分>
米 2合
グリーンオリーブ 15〜20粒
サラミ 30g
塩 小さじ2/3
オリーブオイル、粗挽き黒こしょう 各適量
<作り方>
1.米は洗ってざるに上げておく。サラミは薄切りにして1㎝幅に切る(白カビタイプのサラミは外皮を取り除く)。
2.鍋(または炊飯器)に米を入れ、オリーブの漬け汁50mlと水を合わせて普通に炊く水加減にする(ル・クルーゼなどの鋳物琺瑯鍋の場合には2カップ)。塩を入れ、オリーブとサラミをのせて炊く。
3.仕上げにオリーブオイルと粗挽き黒こしょうをふる。
ごはんの器は私にとっての定番食器アスティエ・ド・ヴィラット。お箸はオリーブの木で作られたもの。
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