Paris City Guide - Restaurant

ボン・マルシェの近く、MOCHI屋は千客万来の大繁盛。

2019.07.18

update:2024/05/29

モチの上の紋は中の味によって異なる。これは”今月の味”の紋。小さなおしぼりが添えられる配慮がうれしい。

MOCHIと書くと、フランスでは”モチ”ではなくて”モシ”と発音される。で、この”モシ”のテイクアウトとイートインが可能なLa Maison du Mochiがフランス人たちに人気を呼んでいる。さまざまな味が楽しめるミニシュークリームPopelini(ポッペリーニ)の大福バージョンと説明するとわかりやすいだろうか。ここではシューの代わりに、ショーケースに並ぶのは直径約4cmの求肥大福である。 クラシックな餡に始まり、ベルガモット、アーモンド、抹茶、ゆず、ローズ、レモン、ピスタチオ……そして”今月の味”と、セレクションも豊富だ。

このモチを求め、フランス人客がひっきりなしに入って来る。自分用に2個、ギフトに箱詰めで……あるいは店内でお茶と一緒にティータイム、と。 珍しく、おいしいだけでなく、グルテンフリーで低カロリーと良いことづくめ。開店して間もないのに、すでに常連客もいて、午後の早い時間に完売してしまう日もあるそうだ。アイス・モチもあるので、これからの季節はますますの繁盛だろう。

このMOCHIの生みの親はマティルダ・モットで、フランスの地方都市トゥールで毎日モチ作りをしている。ご主人の転勤で滞在した日本で、彼女はモチを発見。フランスに戻り、La Maison du Mochiを2016年に創立。オンラインショップで販売をはじめ、そして最近パリに1号店を開店したのだ。現在、トゥールでは和菓子のアトリエも開催し、これには列車で1時間をかけてパリからやってくる参加者もいる。モチという言葉も、”ユズ”や”パン粉”のようにフランス語化する日も近いのだろうか……。

ボン・マルシェから徒歩5分もかからない場所にある。photo:Lisa Klein-Michel

モチが並ぶ店内のショーケース。photo:Lisa Klein-Michel

アイス抹茶Matchassoやカプチーノなどを飲みながら……。モチは1個3.5ユーロ(イートインは4ユーロ)。photo:Furoshiki

モチ・アイスは1個3ユーロ。イートインは3.5ユーロ。photo:Lisa Klein-Michel

室内建築家マガリー・ヴァルクールによるモダンでフェミニンな内装。

モチに魅せられたマティルダ・モット

INFORMATION
ラ・メゾン・デュ・モチ<7区>|La Maison du Mochi

場所:

39, rue du Cherche-Midi 75007
姉妹店:120 rue de Turenne 75003 / 30 rue Legendre 75017

最寄り駅:

RENNES, SÈVRES BABYLONE

営業時間:

11時〜19時30(火〜日) 休)月

réalisation:MARIKO OMURA