フェルメールのモチーフに彩られた、禁断の愛の物語。

Culture 2018.11.07

好景気に沸き立つ往時の商都、禁断の恋の華の行き先は?

『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』

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17世紀オランダ、修道院育ちの孤児ソフィア(アリシア・ヴィキャンデル)は裕福な貿易商と結婚。安定を得るも空虚で、若い肖像画家と恋に落ちる。子宝待望の夫を出し抜くべく、メイドと企てた「替え玉出産」。自分が仕掛けた罠に足を取られるソフィアの恋の狂熱は、チューリップの珍種投機熱という夢の泡に浮かれる時代の狂熱と呼応しつつ、悲喜劇的な色を帯びる。天秤、手紙、羽根ペン、ウルトラマリンブルーの衣装――同時代画家、フェルメールのなじみのモチーフに彩られて。

『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』
監督/ジャスティン・チャドウィック
2017年、アメリカ・イギリス映画 105分
配給/ファントム・フィルム
新宿バルト9ほか全国にて公開中
http://tulip-movie.com

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*「フィガロジャポン」2018年11月号より抜粋

réalisation : TAKASHI GOTO

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