『el tempo』公演記念企画 #02 シシド・カフカ、S・バスケス、金子ノブアキ鼎談。

Culture 2018.12.01

ドラムボーカリストのシシド・カフカによる画期的なリズムイベント『el tempo』。10月下旬、大盛況に終わったその翌日に主宰者であるシシド・カフカ、ハンドサインの提唱者であるサンティアゴ・バスケス、そして参加ミュージシャンの代表として金子ノブアキが都内某所で再会。「フィガロジャポン」音楽連載を担当、アルゼンチン音楽にも精通する栗本斉が、3人に話を聞いた。『el tempo』が生まれたきっかけや準備、そして本番を終えたいま彼らが思う、これからのこととは。

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『el tempo』公演直後、天王洲アイル・寺田倉庫G3のステージにて。左から、金子ノブアキ、シシド・カフカ、サンティアゴ・バスケス。

アルゼンチンで魅せられた、ハンドサインを日本へ。

――まずは日本で『el tempoが開催されるまでの話を聞かせてください。

シシド・カフカ(以下シシド) 何年か前から、サンティアゴがやっていた『La Bomba de Tiempo』というプロジェクトのことは聞いていました。2015年に仕事でブエノスアイレスに行く機会があったので、そのパーティをコネックス(Konex)という会場に観に行ったんです。そこで「何なんだ、これは!」ってカルチャーショックを受けました。ハンドサインの存在も知らなかったし、リズムがどんどん変わっていくのがすごかった。何よりお客さんがその場をとても楽しんでいるんですよ。その雰囲気に魅了されて、「これを日本でもやりたい!」って思いました。それからかなり時間は経ってしまいましたが、昨年ようやく実行しようと動き始めて、まずサンティアゴに連絡を取りました。

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プレイヤーとしてリズムを奏でるシシド・カフカ。

サンティアゴ・バスケス(以下バスケス) 初対面はたしかスカイプを通じてだったよね。カフカはすごくシャイなイメージだったんだけど、なぜハンドサインを学びたいのか、どういうことを日本でしたいのかという熱い想いを聞いたら、音楽家としての芯の部分では共通項もあって、ぜひ一緒にやりたいという気持ちになっていった。僕も前からハンドサインのパーティを日本に持っていきたいと考えていたんだけれど、タイミングを待っていたと言ってもいいかな。今回参加した芳垣安洋さんや岡部洋一さんとは、以前から交流もあったしね。ただ、日本に住むわけにもいかないから、同じ想いを持って進めてくれるリーダーを探していたんだ。

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コンダクターを務めるサンティアゴ・バスケス。

シシド それで、本格的に動き始めたのが昨年の10月くらいだから、1年越しのイベントですね。

金子ノブアキ(以下金子) 僕がこの話を聞いたのもその頃だよね。ちょうどカフカちゃんのシングル「zamza」の詞曲とプロデュースに携わらせてもらっている頃で密に関わっていたんだけど、「ちょっと折り入って相談がある」って言われたんですよ。「えっ!? 恋バナ? 俺の知り合いだったらどうしよう」とか思って。

シシド (笑)。

金子 でも「やりたいことがある」って、そこで初めて『el tempo』の話を聞いて。彼女がここまで強い意志を持って、腹をくくっている様子を見るのは初めてだったから、「何でも協力するから」って伝えました。でも、この時点ではまだ誰もハンドサインのことを深く知らないんだよね。

シシド まだ勉強する前でしたから。

金子 次に連絡した時にはもうブエノスアイレスに行っていて、「2カ月戻りません」って(笑)。

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ドラムを演奏する金子ノブアキ。ミュージシャンたちは交代しながらさまざまな楽器を奏でた。

シシド その相談をした後に、ブエノスアイレスに2カ月間留学して、サンティアゴにハンドサインを学びました。

バスケス いつの間にか「チケット取った。この日に行くからよろしく」って連絡が来たので、本気でハンドサインを学ぼうとしているんだと感じたよ。だって、日本での仕事を2カ月休むわけだからね。だから、こっちも本気でやるしかないって覚悟して受け入れたんだ。

シシド もうここまで来たら後戻りできないですから。絶対に成功させないといけないっていう気持ちがありました。

金子 腹をくくっていたから、このプロジェクトへの覚悟が感じられたし、アルゼンチンから何を持って帰ってくるんだろうって。それで、帰国してからSurvive Said The ProphetのShowくんと一緒にスタジオで教えてもらったんです。そうしたら、カフカちゃんはもう別人になっていてびっくりですよ。「先生!」って感じで(笑)。ハンドサインは本当にフレッシュな体験でしたね。音楽に関しては、これまである程度経験豊かにやってきたのに、年齢やキャリアに関係なく同じスタートラインに立たされるっていう体験はそうそうないじゃないですか。それからは本当に楽しいし、生まれ変わるような毎日でしたね。

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コンダクターを担当するシシド・カフカ。左から、サンティアゴ・バスケス、シシド、芳垣安洋、茂木欣一、金子ノブアキ。

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多忙なメンバー全員揃ってのリハーサルは、公演当日!?

――最初のリハーサルから本番まで、2カ月しかなかったということなのですが。

シシド 個々に少しずつ教えていくという作業はしていたのですが、大人数のアンサンブルでリハーサルをし始めたのが、本番の2カ月前です。ちょうど、8月にサンティアゴが別の仕事で来日したので、直接レクチャーをしてもらいました。

バスケス その時まで、カフカがどこまでほかのプレイヤーに教えているのかは知らなかったんだけれど、みんなすごく勉強していて「かなりできている」と思ったよ。知れば知るほど素晴らしいミュージシャンたちだっていうこともわかったし、カフカの教え方も見事だった。このメンバーであれば、練習時間は短いけれど絶対に成功すると思えたね。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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シシド・カフカのインスタグラムより、サンティアゴ・バスケス来日時のリハーサルの様子。

シシド その後の大人数のリハーサルは7、8回しかなかったんですよ。メンバー全員集まることは、当日までなかったし。

金子 みんな忙しいミュージシャンばかりだからね。茂木欣一さんなんてすごいツアースケジュールだったし、僕も参加できたのは、2、3回だった。だから、個人差はあると思うけれど、ほぼ全員の共通認識としては「やべえな」っていう感じだったよね(笑)。

シシド 私自身も「やばい!」って思っていましたから(笑)。3、4人という少人数でディープに練習を重ねたりして、少しずつ形にしていきました。

金子 僕もこっそりスタッフから動画をもらっていたし。

シシド え、そうなんですか?

金子 初めて通信教育を受けたけれど、楽しかったよ(笑)。

シシド 確かに、肝になる話は全部録画して、みなさんに送っていましたから。便利な時代ですね(笑)。

バスケス カフカは、「全然みんなで練習できないけれど大丈夫かな」とポツリと話していたよね。ただ、ミュージシャンは瞬間を感じ取って作品にしていくのが仕事だし、いくら練習したとしてもその日に起こる魔法を信じるしかないんだ。もちろん僕も少しは不安があったけれど、これだけのメンバーが揃っているんだからと思うと、すぐにその心配は払拭されたよ。

シシド サンティアゴは、ずっと「グレイト・ミュージシャンだから心配ない」って言ってくれましたよね。「あとは、サインを覚えて繰り返しアンサンブルを練習するだけ」って。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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シシド・カフカのインスタグラムより、リハーサル風景を記録した動画を公開。

――本番前の最後のリハーサルはいつだったんですか。

シシド 当日です。前日にはすでにサンティアゴも日本に来ていたんですけれど、メンバーが全然集まらなかったんです。

金子 本番前のリハーサルも気合いが入っていたよね。新しいサインもやったし。

シシド サンティアゴが「このサインもできたらもっといい」というのをチョイスして、そこに時間をかけたから。

金子 しかし、本番は緊張した。メンバーみんな、舞台袖ですごく緊張していたから。

シシド そうだったんですね。私は自分が緊張しすぎていて、周りのことはまったく見えていませんでした(笑)。

バスケス 僕はみんなとは違って緊張はしていなかったよ。カフカはエレベーターでステージに向かう時も、ずっと受験生のようにサインの練習をしていたよね。そういう真剣な姿を見ていたし、メンバーもすごくいいエネルギーが流れていたし、何よりも会場にとてもいい空気が満ちていた。絶対に素晴らしい夜になるなって確信したんだ。だからなんの心配もなく、リラックスした状態でステージに向かうことができたよ。

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日本の『el tempo』ならではの演出。

――そしていよいよ、ステージが始まります。

金子 最初は映像から始まるんだけど、あれで頭を決めておいたのには助かったね。緊張しすぎていたけれど、すーっと入ることができたし。

バスケス あれはすごくいい演出だったね。新鮮な気持ちで演奏に入ることができたよ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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会場のコンクリート壁に投影されたオープニング映像。リハーサル風景に続いて、シシドが撮影したメンバーひとりひとりのポートレートが映し出され、ついに『el tempo』が幕を開けた。

シシド 私はそれどころじゃなくて、軽いパニックが続いている状態でした(笑)。その場で先回りしながらサインを決めていかないといけないから、ステージ上でずっと「どうしよう」って思い続けていました。「もっといろんなことを仕掛けたいのに!」って。

バスケス でも、結果としてはコンダクターとして、素晴らしい仕事ぶりを見せてくれたよ。パニックもクリエイティブのひとつだから(笑)。

金子 ある種のひらめきでもあるしね。

シシド 確かに、パニックになったからできたこともあるかもしれません(笑)。それと、本番はリハーサルと違って、みなさんの音の鳴り方が全然違っていたし、アンサンブルもすごい迫力でした。

――最初の映像以外に、アルゼンチンとは違う演出はあったんですか。

シシド フルのドラムセットを置いたのは、日本のオリジナルです。アルゼンチンではパーカッショニストが中心なんですけど、『el tempo』はドラマーをたくさん集めたかったんですよ。ドラマーって、普段はひとりでいくつもの太鼓を扱って、ひとりでリズムを完結させるじゃないですか。だから、ドラマーなのにひとつの太鼓だけしか持たず、それが集まってアンサンブルになったらおもしろいかなって。結果的に、パーカッショニストにも入ってもらったんですけど、ロック色は強かったかもしれない。

バスケス 太鼓がひとつだけだと、ドラマーはストレスが溜まるんじゃないかって言ってたんだ(笑)。

金子 僕たちはそんなストレスは感じずに夢中でしたけれどね。

シシド 結果的に、ラテンでもロックでもない、日本独自のリズムを出せたんじゃないかなって思います。途中でドラムソロの演出を取り入れたりしたこともあるし、ドラマーが多いっていうのは『el tempo』の大きな特徴ではありますね。

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ラテンのリズムにあまりなじみのない日本の観客にも楽しんでほしいとの想いから、シシド・カフカは多くのロックのドラマーにも参加を呼びかけたという。

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サンティアゴ・バスケスもさまざまなアイデアを出し、日本独自のリズムイベントを作り上げていった。

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ドラムソロを取る金子ノブアキ。パワフルで圧倒的な演奏が『el tempo』をさらに盛り上げた。

恐れずチャレンジして、間違いさえも楽しむこと。

バスケス アルゼンチンと日本との大きな違いがもうひとつあるんだ。それは、みんな勉強熱心、練習熱心だということ。まず、システムやルールをしっかり把握して、そのうえで演奏を楽しむというのが『el tempo』らしさだよね。アルゼンチンだと、まず楽しんでから後でルールを覚えるんだ。まあ、最終的に向かうゴールは同じなんだけど。

金子 それは、カフカちゃんの真剣さと、その熱意に対するメンバーの敬意があったからだと思う。ちゃんと音楽を作るためには、まず覚えないといけないからね。ただ、そこにとらわれるのではなく、このメンバーで演奏することの楽しさや喜びをお客さんにも伝えていこうというのは、みんな意識していたんじゃないかな。

バスケス そう、このプロジェクトで大事なのは楽しむことなんだ。おもしろいのは失敗を楽しめること。失敗するリスクに近づけば近づくほど、演奏はどんどんユニークになっていく。僕にとっても、ハンドサインのいちばんの楽しみが、間違いを恐れずにチャレンジすることなんだ。カフカにも言ったんだけど、僕たち人間は間違いを起こす権利を持っているんだよ(笑)。

金子 間違いは絶対に起きますからね。僕もこれまでのライブで、何千回も間違えているし、未然に防ぐのは不可能なんです。それが、ハンドサインでその場で演奏することを決めるのだから、間違えないはずがない(笑)。でも、間違えたらどうしようっていう、不安がステージ上で表層化したら成り立たないなっていうのは感じました。僕たちはうまくやってるんだっていう気持ちを全員で共有して楽しみ、演奏の一部になっている喜びをお客さんに伝えていく。「間違えたの、俺!」って大笑いし、でもそれによって生まれた演奏を肯定していくなんて、とても美しい時間だと思うんです。それって、芸術の本質なのかもしれない。

シシド 私もすごく間違いを恐れるタイプだし、実際に間違えたら落ち込んでしまう。でも、『el tempo』においては間違いもあえて楽しむことは、とても意識しました。とくにコンダクターとして壇上に立った時に、ビビっていたら演奏が成り立たないですから。とにかく自分とメンバーを信じて突き進んだという感じです。

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ステージ上で自然にコミュニケーションを取る姿にも、ミュージシャンたちの信頼関係がうかがえた。左から、MASUO、シシド・カフカ、IZPON、サンティアゴ・バスケス、金子ノブアキ。

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『el tempo』の可能性は無限大!

――じゃあ、逆に課題や反省点などはありますか。

金子 それしかないよね(笑)。

シシド そうですね(笑)。でも、とにかく楽しかった。それに尽きます。

金子 楽しかったからこそ、もっとアンサンブルの力になりたいという想いはあるよね。

シシド もっとその楽しみの密度を上げたいとか、さらに高度なサインを覚えたいとか。

金子 そこはもう、時間との闘い。今回はみんなのスケジュールがなかなか合わなかったというところだけかな。だから、今後はある程度時間の余裕がある学生とか、もっと多くの人を巻き込んでやっていきたいなというのはありますね。

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ブエノスアイレスの「コネックス」を彷彿とさせる、コンクリート打ちっぱなしの壁が特徴的な寺田倉庫で行われた、第1回目の『el tempo』。次はどんな場所で行われるのか、期待が膨らむ。

シシド ゆくゆくはそうやって人数も増やしていきたいし、もっとほかの楽器のミュージシャンにも伝えていきたい。考えられる可能性は無限大なんですよ。ラッパーやダンサーを入れてもいいし。

金子 何でもできるよね。だからマネージャーになりたいもん(笑)。あのフェスのステージが似合いそうだな、とか思うから。

シシド フェスの出演スケジュールを見てから、参加するミュージシャンに交渉するという技もありますね。あ、この人当日いるよ!って(笑)。とにかくいろんな人に知ってもらって、学びたいという人が出てきたら教えていきたいとも思います。

バスケス 日本では最高のスタートを切れたと思うから、もっと夢を広げて、ぜひアルゼンチンで『el tempo』のショーをやってほしいね。

シシド 行きましょう!

金子 スケジュールなんて何とかなる!(笑)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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金子ノブアキのインスタグラムより、『el tempo』終演直後にメンバー全員が揃って撮影!

――夢は広がりますが、ほかに今後の目標や展望はありますか。

バスケス このプロジェクトはいくらでも広がる可能性を持っている。ハンドサインは、国境や人種も関係なく使える、新しい言語ツールなんだ。実際に、貧しい村に行き子どもたちに教えてプロのミュージシャンとセッションするなど、社会活動やセラピーにも活用され始めているし、じわじわとその輪は広がっている。だから、きっと日本でも同じように広まってくれるんじゃないかなと信じているよ。

たとえば、ブラジルにはエスコーラ・ヂ・サンバという、サンバのグループがたくさんあってずっと続いているし、世界中にも同じようなグループがたくさんある。そのように、いろんな国で発展して広がっていくのは決して難しいことではないと思うんだ。いつかはハンドサインによるグループだけを集めたイベントやコンテストもやりたいと思っているし、そこに『el tempo』が日本代表として登場してくれることは大きな夢のひとつだね。

金子 確かに、それくらいのモチベーションがあるプロジェクトだと思います。僕も長年ミュージシャンをやっていますが、近年で最大の衝撃であり素晴らしい出会いだったんです。これはずっとキープしていきたい。今回スタートを切ったということは、生まれたということで、生まれたからには育てていかないといけないし、放っておくと死んでしまうから育てていく義務がある。ただ、ひとりでは何もできないから、多くの人を巻き込んで育てていき、1本1本の木が森になり、山になっていけばいいかなと思っています。

シシド そのためには、とにかく知ってもらうことが必要ですよね。身体でリズムを感じることの楽しさをもっと多くの人に知ってもらいたい。ミュージシャンとしては、もっとブラッシュアップしていきたいし、いろんな才能を巻き込んでいきたい。アルゼンチンとはまた違う、日本独自のオリジナリティを確立できればと思っています。

金子 じゃあ、さっそくスケジュール調整しないとね(笑)。

シシド マネージャー、心強いです(笑)。

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シシド・カフカ KAVKA SHISHIDO
メキシコ出身。ドラムボーカルのスタイルで2012年「愛する覚悟」でCDデビュー。ミュージシャンとしてフェスへの出演のほか、女優、モデルなど多方面で活躍中。18年7月、2枚組アルバム「DOUBLE TONE」をリリース。10月にリズムイベント『el tempo』を主宰した。12月29日(土)、『カウントダウンジャパン18/19』に出演予定。
www.shishido-kavka.com

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サンティアゴ・バスケス SANTIAGO VAZQUEZ
ブエノスアイレス出身。17歳よりドラマー、パーカッション奏者として国内ツアーに参加する。「Rhythm with Signs」を開発。2016年5月、同システムを導入して演奏するLa Bomba de Tiempoを創設。「Rhythm with Signs」を学ぶ教育機関CERPSを開校し、各国でワークショップも開催。「Rhythm with Signs」は世界中のミュージシャンのみならず、教師やセラピストにも高い評価を受けている。
www.santiagovazquez.com

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金子ノブアキ NOBUAKI KANEKO
東京都出身。1997年、幼なじみのジェシーとともにRIZEを結成、ライブ活動をスタート。2004年、RIZEの活動拠点をLAに移し、38都市に及ぶ全米ツアーを敢行。09年にはソロ活動も開始。数多くのミュージシャンへの楽曲提供やライブ出演、俳優として映画やドラマ出演、映画や舞台の音楽監督など、多岐にわたり活躍。18年10月、SKY-HI(AAA)とのコラボ楽曲を含む5曲入りEP「Illusions」をリリース。12月9日(日)、仙台 電力ホールにて開催される『enra × 金子ノブアキ「VOYAGER」』に出演(チケット:前売 ¥6,000)
http://kanekonobuaki.com

『el tempo(エル・テンポ)』
directed by KAVKA SHISHIDO & SANTIAGO VAZQUEZ
https://eltempo.tokyo

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シシド・カフカが語る、『el tempo』とブエノスアイレス。
齊藤工が、シシド・カフカを撮影。「活動寫眞館」
金子ノブアキが音楽監督を務める映画『万力』とは。

photos : EISUKE ASAOKA, réalisation : HITOSHI KURIMOTO

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