国民から最も好かれているロイヤルファミリーは誰?

Culture 2019.08.27

イギリスでは、王室関連ニュースはほとんど国民の日常生活の一部になっている。定期的にタブロイド紙の一面を賑わせ、国民の憧れであると同時に、日々楽しませているロイヤルファミリー。世論調査機関「YouGov」が、そんな王室メンバーの支持率を探るべく調査を実施した。

190826-la-famille-royale-britannique.jpg女王の誕生日を祝う記念セレモニー「トゥルーピング・ザ・カラー」を、王室メンバーがバッキンガム宮殿のバルコニーに勢揃いしてを観覧した。(イギリス・ロンドン、2019年6月8日)photo : Getty Images

ロイヤルの名にふさわしい権威を持ち、世界的に有名な英国王室はイギリス国民の誇り。一族のメンバーが増えるにつれ、ウィンザー家のニュースはまずます存在感を増している。毎週のようにキャサリン妃やメーガン妃が、そして最近ではアンドリュー王子の写真が、新聞の一面に登場しているのだ。

その上、このところタブロイド紙はケンブリッジ公爵家とサセックス公爵家の不和を盛んに報じている。こうした報道が事実かどうかは誰にもわからないが、王室に関する噂や王室メンバーのスキャンダルに英国国民が熱中しているのは確かなようだ。そんななか、世論調査機関YouGovが王室メンバーの人気調査を実施した。72%という高い支持率で人気ナンバーワンの座に輝いたのは、やはりエリザベス女王だった。

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ウィリアム王子vs.ハリー王子

190826-harry-et-william.jpgドキュメンタリーシリーズ「Our Planet」のプレミア上映会に、父チャールズ皇太子とともに登場したウィリアム王子とハリー王子。(イギリス・ロンドン、2019年4月4日)photo:Getty Images

女王に続き、僅差で2位にランクインしたのは、前年のランキングで1位だった女王の孫のハリー王子。ユーモアと自分らしさで支持を得る34歳の新米パパが、国民の心を捉えた。過去には何度かトラブルを起こしたこともあり、長い間、王室が手を焼くやんちゃ坊主とみなされていた王子も、いまではすっかり心を入れ替えたようだ。2018年5月にはアメリカ人女優メーガン・マークルと結婚。1年後に第1子のアーチー・ハリソン君が誕生した。王子とメーガン妃の愛の物語にも、多くの国民が憧れを抱いているよう。調査結果をさらに詳しく見ると、女性の投票者の間ではハリー王子が1位を獲得している。

では兄のウィリアム王子のランキングは? ジョージ、シャーロット、ルイの3児の父親で、ゆくゆくは王となるウィリアム王子。その人気は今年もハリー王子に及ばなかった。弟に比べると冷静な印象の王子は、それでも69%の支持を獲得した。両家の確執をまことしやかに書き立てるメディアの報道合戦は、今後さらに加熱していくに違いない。

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カミラ夫人はいまでも嫌われ者?

190826-camilla-parker-bowles.jpgデヴォン州とコーンウォール州を公式訪問中のカミラ夫人。(イギリス・シモンズバス、2019年7月17日)photo:Getty Images

公爵夫人の中では、キャサリン妃が義妹のメーガン妃を大きく引き離して4位にランクイン。64%の支持率を獲得し、変わらぬ人気を保っている。メーガン妃は49%の支持率で6位にランクインし、54%を獲得した5位のフィリップ王配に続いた。38歳になるアメリカ出身のメーガン妃については、わがままな性格だ、王室儀礼を守らない、キャサリン妃と不仲、など、ここ数カ月の間に多くの噂が流れており、昨年に比べて6ポイント支持率が下がったことになる。

そのほかのメンバーはどうか? チャールズ皇太子に対する国民感情はかなり好転しているようで、48%が好感が持てると回答している。しかし、妻のカミラ夫人に対しては、好感が持てると答えた人は29%止まり。イギリスでは長い間、人の夫を奪った悪者と見られてきたカミラ夫人は、1990年代には国民から最も嫌われている女性と言われていた。その頃に比べれば、彼女のイメージも多少改善しているといえそうだ。

※YouGovは2018年6月から2019年6月までの期間、約9000人のイギリス国民を対象に調査を実施した。

texte : Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr)

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