オランダ国王一家、スキー旅行から一転して自主隔離へ。

Culture 2020.03.19

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新型コロナウィルスは、映画界、スポーツ界、あらゆるジャンルの著名人にも猛威をふるい続けているが、いよいよ世界各国の王室にも迫り来ている。

3月12日にオーストリア大公のカール・フォン・ハプスブルク(59歳)が、王族として初めて新型コロナウィルスと診断されたことを明らかにしたが、オランダのウィレム・アレクサンダー国王一家も現在、自主的に「社会からの孤立」を余儀なくされているという。

オランダ政府の情報機関の声明によると、国王一家は先月、オーストリアのレッヒで恒例のスキー旅行を楽しんでいたところを、COVID-19の厄災に遭遇。そのままオーストリアで隔離せざるを得ない状況にあることを明かしている。

発表によると、国王一家の休暇中に滞在先で「5名のコロナウィルス感染者が確認された」とし、国王らも少なくとも3月21日までは隔離を続けるという。

ウィレム国王、マキシマ王妃、そして娘のアレクシア王女、アリアーネ王女、アマリア王女の感染の有無については不明だが、Twitterの動画では元気そうな姿を見せており、自らの命を危険にさらしているすべての医療従事者へ感謝のメッセージを捧げている。

 

王族といえど、ウィルスの前では皆平等である。公務を多く抱える各国のロイヤルファミリーのスケジュール調整は必至だ。

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photo: Reuters/AFLO, texte: ERI ARIMOTO

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