「涙が止まらなかった」ケイト・ウィンスレット、ディカプリオとの3年ぶりの再会を語る。
Culture 2021.12.27
『タイタニック』の神話的コンビが、ロサンゼルスで再会した。コロナ禍もあって3年間会えなかったケイト・ウィンスレットにとってうれし涙が止まらない再会となった。
サントロペのドメーヌ・ベルトー・ブリュで開催された第4回レオナルド・ディカプリオ基金ガラパーティーでのレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレット。(サントロペ、2017年7月26日)
Getty Images
ケイト・ウィンスレットとレオナルド・ディカプリオは、1997年、『タイタニック』の撮影現場でジャックとローズ役として初めて出会った。現在46歳のケイトと1歳年上のレオナルドは、つまり約20年来の付き合いとなる。仲の良かったふたりは3年ぶりにロサンゼルスで再会した。どんなにうれしかったかをケイトがイギリスの「ガーディアン」紙に語った。
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「涙が止まらなかったわ。人生の半分は彼と知り合いなのよ。私がニューヨークに、あるいは彼がロンドンに来たからたまたま一緒に夕食かお茶をしながら近況報告できてよかったわ、なんてことができる状況じゃなかったもの。どちらもお互いの国を離れることができなかった。世界中の多くの友人同様、コロナのせいで会えなくなっていた。彼は私の友人、とても親しい友人よ。一生の絆で結ばれているの」
3年ぶりにようやくかつての共演者と再会できてケイトはうれし涙にくれた。インタビューではこの再会のほか、ケイトの最新主演ドラマシリーズ『メア・オブ・イーストタウン』でペンシルベニア州の小さな田舎町での少女連続失踪事件を捜査する刑事役についても語った。
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それは1998年のことだった。映画『タイタニック』は、心ある乙女たちをことごとく泣かせた。レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットは、米国映画界のパワーカップルの地位を確立した。共にゴールデングローブ賞にノミネートされてスーツもどきとチョーカーでドレスアップした二人。(1998年1月18日、ロサンゼルス)
photo: Abaca
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二人はインタビューの応酬を通じてコミュニケーションを楽しんでいるようだ。ケイト・ウィンスレットは、彼を「ファーティー・レオ(おならレオ)」と呼んでいたと取材で語ったが、レオナルド・ディカプリオは、記者からこのあだ名の理由を聞かれ、笑い転げた。「そんな風に呼ばれたことはないよ!ケイトは最高の女性さ。とても真摯で大好きだ」(USA トゥデイ, 2013年)
photo: Abaca
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レオナルド・ディカプリオが『レヴェナント:蘇りし者』でアカデミー賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞主演男優賞を獲得すると(写真)、ケイト・ウィンスレットは、女性や少数民族への配慮が足りないという理由でこれまでボイコットしていたアカデミー賞授賞式不参加を撤回することにした。(ロサンゼルス、2016年1月10日)
photo: Abaca
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17そして、レオナルド・ディカプリオがアカデミー賞を受賞すると、バックステージでいの一番に駆け寄って祝った。(ロサンゼルス、2016年2月28日)
photo: Abaca
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互いに支えあう二人。サントロペのドメーヌ・ベルトー・ブリュで開催された第4回レオナルド・ディカプリオ基金年次ガラパーティーのステージにケイト・ウィンスレットとレオナルド・ディカプリオが登場した。(サントロペ、2017年7月26日)
photo: Getty Images
text:Alice Mascher(madame.lefigaro.fr)