レネー・ゼルウィガー、2020年度アカデミー賞授賞式でのマル秘エピソードを明かす。
Culture 2022.03.10
3月27日に開催される第94回アカデミー賞授賞式を目前に、2年前のオスカーナイトで主演女優賞に輝いたレネー・ゼルウィガーがリップサービス! レネーは今週、『The Tonight Show』に出演し、授賞式会場へは徒歩で出向いたという仰天エピソードを披露した。
通常、セレブリティやそのチームはリムジンで乗り付けて会場入りを果たすのが慣例になっているが、その夜のレネーはあえて歩くことを選択したのだという。
「会場入りする際は、地に足が付いた状態に調整しておきたいの。(授賞式の前は)家族と連絡を取って、母や父、そして兄と話をしたい。そうやって土台を安定させてから臨みたいの」
「そうした出かける前にやっておきたい儀式のようなものがいくつかあるの。そのうちのひとつが歩くこと。歩くのは好きだけど、長いリムジンに乗るのは好きじゃない」
しかし、ロングドレス(しかも白!)で実際に行動を移すとなると、なかなか難しい面もあったようだ。
「その日、唯一空きがあったホテルから会場まで半マイル(約800m)ほどの距離だったんだけど、実際は大変だった。だからあまりおすすめはしないわね。でもグラウンディングするにはいい練習になった。あの晩は雨が降っていたから、到着まで余計な労力がかかったけれど」
その夜のレネーと言えば、『ジュディ 虹の彼方に』でノミネートされていた(後に受賞)主役のひとり。最注目の女優が街中を闊歩していたというのだから、偶然目にした人は驚いたことだろう。司会のジミー・ファロンもレネーのセレブらしからぬ行動に驚いたひとりだが、大舞台でもマイペースを貫くところが、いかにも彼女らしいエピソードだ。
photography: AP/AFLO, text: Eriko Kiryuin