エリザベス女王記念式典のテレビ番組で、トム・クルーズがMCを担当。
Culture 2022.04.27
5月27日(金)に公開される映画『トップガン マーヴェリック』。主演のトム・クルーズが、エリザベス女王即位70年の式典において、ショーの司会を務めるという。
テニスのウィンブルドン選手権に出席したトム・クルーズ。(2021年7月11日、ロンドン) photography: Getty Images
エリザベス女王がイギリス君主として歴代初となる在位70年を迎えた今年は「プラチナ・ジュビリー」と呼ばれ、盛大な祝祭が予定されている。
アメリカの週刊誌『ハリウッド・リポーター』(4/21版)によると、トム・クルーズは、5月15日(日)にイギリスの放送局ITVで放送される「The Queen's Platinum Jubilee(エリザベス女王のプラチナ・ジュビリー)」という番組の中でMCを担当。
式典で開催されるロイヤル・ウインザー・ホース・ショーには、ハリウッド俳優をはじめ、1300名のアーティスト、500頭の馬たちが登場。特にトム・クルーズの抜擢には注目が集まっている。
---fadeinpager---
トム・クルーズのキャリアに華を添えて
式典は、エリザベス1世の治世から、エリザベス2世(エリザベス女王)の戴冠式までの歴史が一望できる構成。2005年のTVシリーズでエリザベス1世を演じたイギリスの女優ヘレン・ミレンは、この式典で再びエリザベス1世を演じる。また、ドラマ「ホームランド」や「ビリオンズ」で知られるダミアン・ルイスがイベントの司会を務める予定だ。オーケストラ演奏に合わせ、歌手のキアラ・セトル、グレゴリー・ポーター、キャサリン・ジェンキンスが特別出演するなど、豪華な布陣に早くも話題沸騰中だ。
5月に開幕するカンヌ国際映画祭で『トップガン マーヴェリック』が上映されるトム・クルーズにとって、まさにハイライトとなる豪華なイベント。まさに彼の40年を超えるキャリアを祝うにふさわしい舞台が整ったといえる。
text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr), translation: Hanae Yamaguchi