国王チャールズ3世の戴冠式、2023年5月6日に決定!

Culture 2022.10.13

誰もが待ち望んでいた日程がようやく発表された。チャールズ3世の戴冠式は5月6日、ロンドンのウェストミンスター寺院でおこなわれる。

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エリザベス女王の死後、初の外遊でスコットランドを訪れるチャールズ3世。photography: reuters/aflo

「バッキンガム宮殿は、国王陛下の戴冠式が2023年5月6日(土)におこなわれることを発表します」と、10月11日(火)のプレスリリースで戴冠式の日程がようやく発表された。

チャールズ3世の戴冠式は伝統にのっとり、カンタベリー大主教により、ロンドンのウェストミンスター寺院でおこなわれる。しかし、新しい風は英国王室にも吹いている。バッキンガム宮殿の書簡は「戴冠式とは、長年の伝統的な儀式を踏襲しながらも、現代の君主の役割を反映し、未来に目を向けるものです」と述べている。

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伝統とモダンの狭間で

エリザベス女王の戴冠式から70年を経た息子チャールズ3世の式次第は母の時とよく似たものになりそうだ。祭壇で国王が戴冠式の宣誓を行い、法と正義を遵守して英国国教会を保護することを約束する。戴冠式に使用される聖エドワード王の椅子に座ったチャールズ3世は、カンタベリー大主教により精油で清められた後、2本の王笏、宝珠、ローブを授けられる。そして妻カミラ王妃が見守るなか、王冠が授けられる前に、人々は国歌「ゴッド・セーブ・ザ・キング(God Save The King)を歌いだすだろう。

伝統的な式次第は踏襲しつつ、新国王には新しさへの期待もある。「デイリー・メール」紙は、チャールズ3世が戴冠式を機に英国の多様性をアピールするため、国内の主要宗教団体(キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、ヒンズー教、仏教)の代表者を招待するようだ、と報じた。

いずれにせよ、チャールズ3世の戴冠式はエリザベス女王の葬儀と同様、綿密な計画に基づいて実施される。作戦のコードネームは「ゴールデンオーブ」。作戦はすでにスタートしており、チャールズ3世とカミラ王妃の戴冠という宗教儀式を緻密に計画することが求められている。

text: Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr)

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