マーゴット・ロビー、出演作で経験してきたヌードシーンの舞台裏を明かす。
Culture 2023.01.19
1月17日、オーストラリアのコメディアンのフィッツィー&ウィッパのインタビューに応じたオーストラリア人女優マーゴット・ロビーは、マーティン・スコセッシ監督の映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の撮影に関する驚くべき秘話を打ち明けた。2012年、彼女が23歳のときのことだった。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)の舞台裏の逸話が、マーゴット・ロビーによって明かされた。映画『バビロン』の劇場公開に際し、オーストラリアのラジオ番組「フィッツィー&ウィッパ」のインタビューを受けた彼女は、マーティン・スコセッシ監督の映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でレオナルド・ディカプリオと共演したセックスシーンが良い経験になったと説明している。
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陰毛のかつらが置かれた部屋
女優であり、プロデューサーでもある彼女は、『バビロン』の衣装部屋がかなり充実していたことを明かし、「部屋全体が“マーキン”(陰毛のかつら)専用になっていたの。魅力的だった」と付け加えた。また、デリケートなシーンについては、「すぐに感覚が麻痺するの。ずっと続いているような感覚にもなるし、ぼんやりとした記憶のようにも感じる」と打ち明けた。
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17時間もの疑似オナニー
男性ばかりの撮影スタッフの前でオナニーをするふりをするときには、自分の感覚を鈍らせることが必要だったという。スコセッシ監督の映画では、レオナルド・ディカプリオとマーゴット・ロビーが演じるキャラクターが、子どもの寝室にいた。マーゴット・ロビー演じるナオミが、夫を誘惑するために最大限の努力をする瞬間だ。当時実際には23歳だった彼女がとても恥ずかしく思った瞬間だった。
彼女は2018年の雑誌「ポーターマガジン」で次のように振り返っている。「映画を観てもわからないけど、実際は狭い部屋で30人のスタッフに囲まれていた。全て男性。17時間、私はオナニーをしているふりをしなければならなかった。とても不思議な感覚で、恥ずかしさと不条理を乗り越えなければならなかった」。それに比べれば、陰毛のカツラを身につけることなど、朝飯前だった。
text: Annabelle de Cazanove (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi