元仏大統領夫人、イケメンすぎる息子の近影をシェア!
Culture 2023.04.27
歌手でフランスの元ファーストレディのカーラ・ブルーニが、4月24日、インスタグラムに成長した自身の息子の姿を投稿した。写真の中で、大学を卒業したばかりの青年が誇らしげにポーズをとっている。
2001年6月20日生まれのオーレリアン・エントヴェンは、カーラ・ブルーニと前夫でエッセイストのラファエル・エントヴェンとの息子である。Instagram@carlabruniofficial
父親そっくりの息子。カーラ・ブルーニとラファエル・エントヴェンの息子、オーレリアン・エントヴェンは、ニューヨークのコロンビア大学で政治学を修めた。エッセイストであり、アンリ4世高等学校と高等師範学校(ENS)に通った父親がパリで学んだのと同様、権威あるエリートコースに進んだことを母親であり、元大統領夫人でもあるカーラ・ブルーには喜んだ。成長した長男の姿にご満悦な様子のカーラは、晴れたマンハッタンで撮影した息子の写真数枚を、自身のアカウントで公開した。
21歳のオーレリアンは、コロンビア大学のロゴが刺繍された伝統的なブルーのガウン姿。白いシャツとズボンが、鮮やかな色彩を際立たせている。アメリカンスタイルの大学を象徴する“角帽”を手にした彼の視線は、遠くを見据えている。
「卒業の時! ブラボー、ラファエル!」とカーラ・ブルーニはハッシュタグとたくさんの絵文字を添えてコメントした。
---fadeinpager---
アメリカへの旅立ち。
2019年9月に、オーレリアン・エントヴェンは実家を離れた。カーラにとって受け入れ難い旅立ちであり、それを彼女は6枚目のアルバムに収録した「La Chambre vide(空っぽの部屋)」の中で表現している。「子どもの旅立ちに備えられる人などいるのでしょうか。子どものことで心と頭がいっぱいです。子どもたちがいつか家を出て、自分の人生を歩むとき、部屋は突然空っぽになり、過ぎた時間を実感するのです」と2020年9月、フランスの「マダム・フィガロ」にカーラ・ブルーニは語っている。
10代の頃、Youtuberとして活動していたオーレリアンは、自分の部屋で多くの時間を過ごしていた。M-Gigantoraptorというチャンネルで彼と友人のジュリアン・クレスは、4万8200人のチャンネル登録者に向けて、進化論などの科学理論を説いていた。そして大学入学前には、その情熱はモデル業に向けられた。
2022年には、ミラノで開催されたヴェルサーチェの2023年春夏メンズファッションショーでモデルとしてデビュー。なでつけられた髪、角ばった顎、そして、がっしりした肩を鮮やかな柄のポロシャツで包み、注目を集めた。
---fadeinpager---
プライベートも充実?
コロンビア大学在学中、恋愛も楽しんだようだ。オーレリアンは、昨年9月、自身のインスタグラムの約1万人のフォロワーに対し、大学の講義で出会ったというデフネ・デミルデレンと一緒に写る写真をシェアした。ドミニカ共和国プンタ・カナでのバケーション中に撮影された写真には、抱き合ったり、散歩したり、レストランに出かけたりするふたりの様子が写っていた。恋愛の様子を誇らしげにシェアしたオーレリアンだが、これらの写真を後に削除している。どうやらふたりは別々の道を歩んだようだ。
text: Louise Lucas (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi