ハリー王子夫妻、イギリスの家の鍵を返却。

Culture 2023.06.30

6月29日、ハリー王子夫妻が最後の荷物をまとめ、イギリスの旧居を後にしたことがイギリスの「ITVニュース」で明らかになった。

01-230630-meghan-and-prince-harry.jpg

2014年に撮影されたフロッグモア・コテージ。photography: Abaca

国王チャールズ3世がふたりに荷物をまとめるよう求めてから、すでに3ヶ月が経とうとしている。ハリー王子とメーガン夫人が、英国の旧居であるフロッグモア・コテージから永久に退去したことが、6月29日付の「ITVニュース」で明らかになった。バッキンガム宮殿がこれを認めたのだ。

宮殿関係者によると、夫妻は「たったいま出発し、最後の荷物を回収した」という。ハリー王子夫妻はアメリカに移住したにもかかわらず、過去3年間イギリスの公邸であり続けたこの家の家賃を(減額されたとはいえ)支払い続けた。また、コテージの改築費用240万ポンド(約4億3834万円)も支払っていた。

---fadeinpager---

立ち去ったら戻らない

一時はアンドルー王子がこの地所を継ぐという話もあったが(あるいはチャールズ3世がそう望んだかもしれないが)、ソブリングラントの年次報告書によると、5つの寝室があるこの家は現在空室となっている。チャールズ3世の弟アンドルー王子は、バークシャーにあるロイヤル・ロッジで元妻セーラ・ファーガソンと暮らしており、現時点ではそこからの転居を拒否していると伝えられている。

チャールズ3世は、ハリー王子による衝撃的な回顧録『スペア』(1月10日発売)が発売された翌日、メーガン夫人とハリー王子を立ち退かせる手続きを始めたと報じられている。アーチーリリベットの父親が最後にフロッグモア・コテージに滞在したのは、5月6日のチャールズ3世の戴冠式のときだった。ハリー王子は、息子が4歳の誕生日を祝っていたカリフォルニアへ飛び立つ前、1泊だけ滞在した。

text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)  translation: Hanae Yamaguchi

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

Business with Attitude
Figaromarche
あの人のウォッチ&ジュエリーの物語
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories