上野水香、令和5年秋の紫綬褒章を受章!

Culture 2023.11.02

故モーリス・ベジャール振付の『ボレロ』を踊ることができる唯一の日本人女性ダンサーであり、東京バレエ団のゲスト・プリンシパルを務める上野水香が、令和5年秋の紫綬褒章を受章することが決定した。

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5歳からバレエを始めた上野にとって、今年は舞踊40周年のメモリアルイヤー。受章にあたり、彼女は次のようにコメントしている。

このたび紫綬褒章をいただくこととなり、身が引き締まる思いであると同時に、いままでの自分のキャリアを私の周りで私を信じ、支えてくれた全ての方にこの場をお借りして心からの感謝を申し上げます。

芸術家は、ここが完成という形も定義もありません。

これからも日々を大切に精進していき、その時々のバレエ界における自分の役割を敏感に感じ取りながら、この芸術の力となれる人物でありたいと願っております。

今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

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代表作である『ボレロ』は、世界的振付家である故モーリス・ベジャールのバレエ団に許可されたダンサーのみが踊ることのできる作品で、上野はベジャールから直接指導を受けた最後のダンサーでもある。photography: Shoko Matsuhashi

上野は1993年、15歳でローザンヌ国際バレエコンクールにてスカラシップ賞を受賞した後、モナコのプリンセス・グレース・クラシック・ダンス・アカデミーに2年間留学。2004年、東京バレエ団に入団し、プリンシパルとして日本最高峰のバレエ団で主演を務めてきた。その功績が認められ、令和3年度(第72回)文化庁 芸術選奨舞踊部門 文部科学大臣賞を受賞。23年からは東京バレエ団に新たに設けられたゲスト・プリンシパルという立場で引き続き日本のバレエ界を牽引し、世界中のダンサーたちからも共演を熱望される存在だ。

21年には人間国宝 梅若実玄祥 舞台生活70周年記念公演新作能楽舞踊劇『鷹の井戸』やミュージカル『ドン・ジュアン』に出演、現在はかながわ観光親善大使を務めるほか、プロデュースブランド「piuprima di mizuka」で製品開発に関わるなど、活動の場はバレエだけに留まらない。

来年3月の東京バレエ団『上野水香 オン・ステージ』全国ツアーを控え、ますます輝きを増す彼女。ぜひその活躍から目を離さないで。

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今年2月の公演では、すべての会場で拍手が鳴り止まないほどの大成功を収めた『上野水香 オン・ステージ』。東京公演の模様はMBS/TBS「情熱大陸」でも放送され、大きな反響を呼んだ。photography: Shoko Matsuhashi

上野水香 今後の出演ステージ

hitaru バレエプロジェクト
2023年12月10日(日)13:45開演(13:00開場)
会場:札幌文化芸術劇場 hitaru劇場
『くるみ割り人形』
www.sapporo-community-plaza.jp/event.php?num=3149

ファンタスティック・ガラコンサート2023 ~愛の抱擁~
2023年 12月29日(日)15:00開演(14:15開場)
会場:神奈川県民ホール
チャイコフスキー:バレエ『白鳥の湖』より第2幕 アダージョ、第3幕 黒鳥のパ・ド・トロワ
www.kanagawa-kenminhall.com/d/gala2023

東京バレエ団 創立60周年記念シリーズ4
東京・春・音楽祭2024
〈上野水香オン・ステージ〉
●東京公演
2024年3月19日(火)19:00開演(18:00開場)、3月20日(水・祝)16:00開演(15:00開場)
会場:東京文化会館(上野)
「ボレロ」ほか

〈上野水香オン・ステージ〉全国ツアー
●浜松公演(静岡県浜松市)
2024年3月30日(土)13:00開演(12:20開場)
会場:アクトシティ浜松・大ホール

●横須賀公演(神奈川県横須賀市)
2024年3月31日(日)16:00開演(15:20開場)
会場:横須賀芸術劇場・大劇場
「白鳥の湖」第2幕より、「Nocturne for Three」、「ボレロ」ほか

www.nbs.or.jp/stages/2024/mizuka-ueno-tours
※公式サイトは11/2(木)10:00公開

【あわせて読みたい】
▶上野水香、私の愛するバレエ人生。
▶上野水香が愛するパリとは。

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