キャサリン皇太子妃への見舞いの手紙、数万通に。

Culture 2024.05.30

『デイリー・メール』紙によると、キャサリン皇太子妃ががんを公表した後、バッキンガム宮殿には手紙が殺到しているという。

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公式訪問中のキャサリン皇太子妃。(ブラックネル、2023年10月4日) photography: Getty Images

3月22日、数週間にわたる憶測の末、キャサリン皇太子妃はカメラに向かって自分ががんであることを明かした。突然の発表は英国中に衝撃を与えた。事態の深刻さを理解したイギリス人たちは、必然的に、37歳という若さで突然亡くなったもうひとりのプリンセス・オブ・ウェールズのことを思い出した。1997年、ダイアナ妃は恋人のドディ・アルファイドと共にパリで交通事故に遭い、パパラッチに追われてアルマ橋の下で亡くなった。彼女は当時、13歳と15歳のふたりの若い息子を残してこの世を去り、イギリスは悲しみに包まれた。一方、キャサリン皇太子妃は現在42歳で、6歳から10歳の間の3人の子どもたちがいる。

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あれから2ヶ月が経ったが、イギリスではまだ感情が高ぶっている。5月28日の『デイリーメール』紙の記事によると、バッキンガム宮殿にはウィリアム皇太子の妻への回復を願う何万通ものカードや贈り物が殺到しているという。「皇太子妃への支援の動きは続いており、宮殿のスタッフは国民からの回復や幸せを願う何千通ものカードや手紙、贈り物を受け取っています。あまりの量の多さに、チームの管理は大変な時もありました。しかし、スタッフは時間内にすべての書き手に返信することを目指しています」と、王室担当記者のレベッカ・イングリッシュは記事に書いている。

ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃にはケンジントン宮殿に専用のオフィスがあるが、王室メンバー宛てのすべての手紙はバッキンガム宮殿の郵便局で処理される。『デイリーメール』の情報によると、通常一週間当たり最大1000通の手紙が宮殿に国民から届くと予想される。その内容は多岐にわたる。それらの手紙は、質問や王室メンバーへのお祝いメッセージまで様々である。しかし、キャサリン皇太子妃の病気により、これまでの記録を大幅に上回る数の手紙が届いている。

text: Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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