キャサリン皇太子妃、欠席した衛兵隊の行事に出した手紙が感動的と話題に。

Culture 2024.06.11

イギリスのキャサリン皇太子妃が、自身が名誉大佐を務めるアイルランド衛兵隊に手紙を送り、沈黙を破った。その手紙には、6月15日にロンドンで開催される祝賀式典「トゥルーピング・ザ・カラー」への欠席を謝罪し、衛兵隊を激励する内容が記されている。

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モンスの兵舎で行われたセント・パトリックス・デーのパレードに参加したキャサリン皇太子妃と兵士たち。(イギリス、2023年3月17日)photography: Chris Jackson / Getty Images

キャサリン皇太子妃はガンに罹患していることを公表して以来、控えめにしている。アデレード・コテージで家族や友人たちに囲まれ、療養生活を続けている。しかし、6月8日、彼女は沈黙を破り、自らが名誉大佐を務めるアイルランド衛兵隊に手紙を送った。アイルランド衛兵隊は6月15日にロンドンで行われる式典「トゥルーピング・ザ・カラー」に参加する。このイベントは、英国の国王チャールズ3世の公式誕生日を祝う軍事パレードである。伝統的なパレードまであと1週間と迫ったこの日、ウィリアム皇太子の妻は欠席を詫び、部隊に激励の言葉を贈った。

「閲兵式とトゥルーピング・ザ・カラーを間近に控え、衛兵隊全員をどれほど誇りに思うかをお伝えしたいと思い、この手紙を書きました。今年参加される皆さんは、何カ月も訓練を受け、統一性や演習を完璧に仕上げるため、多くの時間を費やしてこられたと思います。皆様の大佐であることは名誉であり、今年は皆様にご挨拶できないことを深くお詫び申し上げます。どうか衛兵隊全員にお詫びをお伝えください。近いうちにまた皆様を代表できることを願っています」とキャサリン皇太子妃は手紙を綴り、「キャサリン大佐」と署名した。これはアイルランド衛兵隊がXに公開した手紙で明らかになった。

アイルランド衛兵隊の心にストレートに響く言葉である。「今朝、私たちの大佐であり、イギリスのプリンセスであるキャサリン皇太子妃から手紙を受け取ったアイルランド衛兵隊は深く感動致しました。妃殿下の速やかな回復を心よりお祈りし、最良のご健康をお祈り申し上げます」と彼らは投稿のキャプションに書いた。また、キャサリン皇太子妃の手紙の言葉がとても心強い印象だったため、ロイヤルファミリーのファンに希望を与えた。「キャサリン皇太子妃からの素晴らしい手紙。早くまたお会いできるのを楽しみにしています」とコメントは続いた。

トゥルーピング・ザ・カラーの式典には、国王チャールズ3世とその妻であるカミラ王妃が出席する。ウィリアム皇太子は妻のキャサリン皇太子妃と多くの時間を過ごしているものの、父親を称えるこのイベントには単独、もしくは子どもたちと一緒に参加する可能性が高い。

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text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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