「あなたが恋しい」アラン・ドロンの長女、晩年の父の写真とともに追悼の投稿。

Culture 2024.08.28

アヌーシュカ・ドロンは8月26日、インスタグラムに父の死を悼む投稿をした。

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アヌーシュカ・ドロン(2024年6月20日、パリ)photography: reuters/AfloAflo

アラン・ドロンの娘アヌーシュカ・ドロンはいつ、追悼文を発表するのだろうと注目が集まっていた。父の死から一週間以上経った8月26日、アヌーシュカは遂にインスタグラムに投稿した。

2枚の写真のうち、1枚はアヌーシュカとアラン・ドロンがレストランにいるもの、2枚目はベッドの上で握り合う父娘の手の写真だ。33歳の娘はこんな文章を添えた。「いつまでも忘れない。怖い気持ちも飛んでいく。何も言わないで、言わないで、もうこれで十分すぎるほど。愛している。ね、あなただけ。わかるでしょう。決して、決してあなたなしには生きられない。愛してる。あなたは? パパ、愛している、パパ」

この投稿は4万4千以上の「いいね!」がついている。ただしコメントに関しては、アヌーシュカが返信スペースの制限をおこなっているようだ。

息子たちの追悼

2人の息子、アントニーとアラン=ファビアンはすでにSNSで父の追悼をしている。長男のアントニー・ドロンはアヌーシュカの投稿の前週の火曜日、「子どもは決して忘れない。なぜなら最後の息を引き取る時まで我々の内に子どもが存在するからだ」という文章と共に、父親が写っている昔の写真を数枚投稿した。最後の写真には、アラン・ドロンが息子に宛てて書いた自筆の文入りだ。「愛する息子へ。全身全霊で君を愛する父より」とあった。

弟のアラン=ファビアンも翌日、アラン・ドロンの終の住処となった「ラ・ブリュルリー」のフェンスの写真を数枚、ストーリーに投稿した。最初の写真には「空から見ているんだよね」というキャプションがついていた。さらにファンからの花束や賛辞の言葉が門前に積まれているところを撮った別な写真には、「心からありがとう」と記されている。

8月18日に死去した俳優は、8月24日、ロワレ県ドゥシーにある地所内で家族に見守られながら葬られた。

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text: Elisa Cantaux (madame.lefigaro.fr)

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