国際的に注目される、毛利悠子のインスタレーション。

物理的エネルギーを超えた、センシングと循環の力学。

『毛利悠子 グレイ スカイズ』

『パレード』2011年。『ザ・ウェイ・ シングス・ゴー』展示風景。台北市立美術館、2016年。無機質な素材たちが奏でる祝祭の音楽。

いま最も国際的に注目を集める作家、毛利悠子。磁力や重力、音や光など目に見えない力をセンシングし、物理的エネルギーを超えた循環の力学を表現する繊細で壮大なスケール感のインスタレーションで、数々の芸術祭に招聘され、受賞歴を重ねている。本展では2011年以来アップデートを続ける作品を再構成して紹介。

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＊『フィガロジャポン』2018年2月号より抜粋