クスッと笑えるフレーズが満載、イチハラヒロコ展。

ワンフレーズで切り取る、微妙な人間模様。

イチハラヒロコ展
～30th Anniversary～
『王子さまが来てくれたのに、留守にしていてすみません。』

『たまたまなんだろうけど、ほんとにたまたまなんだろうけど、他の子とチューしてたよね？』2015年。シルクスクリーン。

「愛と笑い」をテーマに、日常の微妙な人間模様を、喜怒哀楽をちりばめた当意即妙のフレーズで切り取る作品で知られるイチハラヒロコ。活動30周年記念の本展でも、思わず膝を叩く「あるある」「それな！」の痛快な共感を呼ぶはずだ。

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＊『フィガロジャポン』2018年7月号より抜粋