アンドルー王子、クリスマスは王室一家の公式行事に参加しないと発表。

王室関係者は月曜日、チャールズ3世の弟アンドルー王子が伝統的なウィンザー城のクリスマス行事に出席しないことを認めた。これにはいくつかの理由がある。

ウィンザー城でのイースターのミサに出席するアンドルー王子。（2024年3月31日）photography: Getty Images

イギリスでは次のような発表があった。「アンドルー王子は、サンドリンガムハウスでのクリスマスを家族とともに過ごすことはない」と、2024年12月16日（月）に王室関係者が英国メディアBBCに認めた。アンドルー王子は、「注目を集めることを避けるため、家族イベントは全て欠席する」と報じられた。昨年はアンドルー王子もサンドリンガムハウスでの伝統的な行事に出席していた。

しかし、このニュースにあまり驚きはない。その理由は明白だ。チャールズ3世の弟であるアンドルー王子は、いくつかのスキャンダルに巻き込まれている。2019年には、性的暴行の容疑をかけられ、ジェフリー・エプスタイン事件に関与している疑いも持たれた。この事件が原因で、彼は王室の職務を辞任せざるを得なくなった。それ以来、彼は英国民の怒りを買い、特に王からは財政的支援を断たれ、さらにロイヤル・ロッジから追い出そうとする動きもあると言われている。

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中国のスパイとのつながり？

しかし、今日、ベアトリス王女とユージェニー王女の父親であるアンドルー王子の評判をさらに傷つけるかもしれない新たな問題が浮上している。それは「中国のスパイ」と呼ばれる問題だ。『ザ・サン』紙は、2024年12月12日に、アンドルー王子がある疑惑のある二重スパイと親しい関係にあったと報じた。この人物は、裁判記録で「H6」と呼ばれており、アンドルー王子の最も親しい友人のひとりとなっていたとされている。さらに、2020年にはアンドルー王子の誕生日パーティにも出席していた。しかし、3年後、この中国人実業家は、当時の内務大臣スエラ・ブラヴァマンによってイギリスから追放された。大臣は、彼が「国家安全保障に対するリスクをもたらす」と判断した。

そのスパイはこの決定に対して控訴したが、移民裁判所の裁判官たちはつい最近、その申請を却下した。裁判官たちは、H6が中国政府との関係について透明性を欠いていたと判断した。さらに、彼らはこの疑わしいスパイが、アンドルー王子を含む公人との関係を利用し、自国の投資家との仲介役を提案した可能性があると指摘した。

裁判官たちは、王室の一員が疑わしい二重スパイに対して示した「異常なほどの信頼」を指摘した。「アンドルー王子が受けていた影響が、彼を悪用される危険な立場に追い込むことは明らかです」と続けた。この新たなスキャンダルは、セーラ・ファーガソンの元夫であるアンドルー王子にとって避けたかった事態であり、彼は現在、ロイヤル・ロッジからフロッグモア・コテージに引っ越すことを拒否していると伝えられている。また、引っ越しをためらう理由は、彼が自分の「地位」を守りたいと強く考えているからだと言われている。

From madameFIGARO.fr