ウィリアム皇太子一家、わずか3年でアデレード・コテージを離れ「フォート・ベルヴェデーレ」に移住?

Celebrity 2025.08.03

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3年前に引っ越したばかりにもかかわらず、ウィリアム皇太子夫妻はすでに引っ越しを検討しているようだ。夫妻と3人の子どもたちは、現在、ウィンザー・パーク内の歴史的邸宅「フォート・ベルヴェデーレ」を新たな住まいの候補として、有力視していると言われている。

王室ファンたちの間でいま話題になっているのは、キャサリン皇太子妃とウィリアム皇太子が、わずか3年前に引っ越したアデレード・コテージをすでに離れようとしているということだ。夫妻と3人の子どもたち(ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子)は、2022年8月にウィンザー城の南東にあるこの住宅に移り住み、エリザベス女王のそばで暮らしていたが、女王はその翌月に亡くなっている。そして今、彼らが本気で次の住まいに選ぼうとしているのが、ウィンザー・グレート・パークの中心に建つゴシック様式の邸宅「フォート・ベルヴェデーレ」だ。英紙『デイリー・メール』によると、アデレード・コテージはすでに手狭に感じており、より広いスペースが必要だと考えているという。夫妻に近い関係者は「フォート・ベルヴェデーレは、彼らにとって理想的な住まいだ」と語っている。

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歴史的建造物

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1976年に撮影されたフォート・ベルヴェデーレ。photography: Central Press / Getty Images

歴史的建造物であるこの邸宅に引っ越すことで、住環境や条件が今よりずっと良くなる。まず、このマナーハウスはウィンザー城から車でわずか17分という絶好のロケーションに位置する。さらに、家族の暮らしにふさわしい充実した環境が整っている。アデレード・コテージの4部屋に対し、フォート・ベルヴェデーレは8つの寝室を完備している。敷地は約25ヘクタールに及び、フランス式庭園、バラ園、テニスコート、プール、厩舎、ふたつの湖、そしてスタッフ用の3棟のコテージまで備える。石造りの城壁に囲まれており、プライバシーも確保される。

さらに、この場所は歴史的な重みもある。というのも、エドワード8世が1920年からここに居住し、1936年に退位の宣言を行った場所だからだ。建物は国の重要歴史的建造物に指定されている。また、退位した王はこの邸宅に惚れ込み、自分の好みに合わせて全面的に改装し、ハマム(トルコ風蒸し風呂)、セントラルヒーティング、各寝室に隣接する浴室などを追加した。こうした設備は、ジョージ王子(12歳)、シャーロット王女(10歳)、ルイ王子(8歳)の3人の子どもたちが目覚ましく成長するウィリアム皇太子一家にとって、理想的な環境と言えるだろう。

引っ越し計画は頓挫

『デイリー・メール』によると、一時期、ウィリアム皇太子夫妻はウィンザーにあるアンドルー王子の邸宅ロイヤル・ロッジに移ることを提案されていた。2024年11月、王室ジャーナリストのロバート・ハードマンは、「チャールズ3世が弟アンドルー王子への個人手当と警備費の支給を停止し、スキャンダルで身動きが取れなくなった彼を邸宅から退去させようと真剣に考えていた」と明かした。これは維持費を払えなくさせる圧力であった。しかし、エリザベス女王のお気に入りだったアンドルー王子の強硬な抵抗により、この計画は断念された。

From madameFIGARO.fr

text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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