F1グランプリに集合したオランダ王室のメンバー!
Celebrity 2025.09.02
オランダのウィレム=アレクサンダー国王とマキシマ王妃は、3人の王女を連れてF1オランダグランプリが開催されたザントフォールト・サーキットを訪れ、オランダ人レーシングドライバー、マックス・フェルスタッペンを激励した。
オランダのウィレム=アレクサンダー国王、マキシマ王妃、カタリナ=アマリア王女、アレクシア王女、アリアーネ王女。(ザントフォールト、2025年8月31日)photography: Utrecht Robin/ABACA
これが夏休み最後の家族での外出となった。2025年8月31日、オランダ国王夫妻は長女カタリナ=アマリア王女(21)、次女アレクシア王女(20)、三女アリアーネ王女(18)とともに、ザントフォールト・サーキットでオランダGPを観戦した。カジュアルな服装の国王一家は人々の注目を集めながら、レース開始前にはパドックを歩きまわっていた。国王は記者の質問にも気軽に応じ、自国の人気F1ドライバー、マックス・フェルスタッペンをほめたたえた。「マックスは見上げたプロ意識の持ち主です。レッドブルに残留し、新しいマシンで来年も最高の成果を上げようとしている。本当に素晴らしいことです」と国王はオランダのスポーツTVチャンネル、Viaplay TVに語った。
オランダF1グランプリでのマキシマ王妃とアリアーネ王女。(ザントフォールト、2025年8月31日)photography: Utrecht Robin/ABACA
貴重な家族での外出
国王夫妻と3人の王女が顔をそろえたのは久しぶりのことだ。カタリナ=アマリア王女、アレクシア王女、アリアーネ王女は現在、両親と離れて暮らしている。末娘のアリアーネ王女は、オランダ北東部にあるインターナショナルスクール、ユナイテッド・ワールド・カレッジ・アドリアティックで高校最後の1年を過ごし、国際バカロレア修了資格を得た。これから1年間、"旅行したり働いたり"しながら将来を考える予定だとオランダ政府情報局(RVD)はオランダ王室TV番組「Blauw Bloed」で発表した。
オランダのウィレム=アレクサンダー国王、マキシマ王妃、カタリナ=アマリア王女、アレクシア王女。(ザントフォールト、2025年8月31日)photography: Utrecht Robin/ABACA
一方、王位継承者であるカタリナ=アマリア王女は波乱の1年を経験した。オランダのマフィアから脅迫を受け、一時的にオランダを離れて暮らさなくてはならなかったのだ。それでも、アムステルダム大学の政治学、心理学、法学、経済学の学位を修了し、今年も同大学に通う予定だ。次女アレクシア王女は2024年9月にロンドンへ移り、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の「社会変革のための科学と工学」の学士課程に入学、今年は同課程2年目となる。だからオランダ国王一家にとってこの日は、夏休みの最後に家族一緒で過ごす貴重な1日だったのだ。
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text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr)