「キム・カーダシアンにとって悪夢だ」元夫カニエ・ウェストのドキュメンタリー映画が公開された。
Celebrity 2025.10.15
リアリティ番組のスターとして知られるキム・カーダシアンは、元夫の波乱に満ちた人生を描いたドキュメンタリー映画に、自分が映っているかもしれないと不安を感じている。
カニエ・ウェストを題材にしたドキュメンタリー映画『In Whose Names ?(原題)』は、9月19日(金)にごく一部の映画館で公開されたばかりだが、一部の人、とりわけキム・カーダシアンにとっては不安の種となっているようだ。映画公開の数日前に予告編が公開され、ある情報筋がイギリスの日刊タブロイド紙『The Sun』に明かしたところによると、カニエの元妻であるキムは、自分の映像が本編に使用されているのではないかと心配しているという。実際、それは彼女が大切にしている「完璧なイメージ」を台無しにしてしまう可能性がある。「キムにとって最大の悪夢は、非常に個人的な映像のようなものが、彼女の手に負えない形で世界中に流出してしまうこと」と、情報筋はタブロイド紙に語っている。ニコ・バレステロス監督による本作の予告編にはキム・カーダシアンが数秒登場するものの、現時点では恥ずかしい映像が公開されてはいない。
「彼女は完璧なイメージを維持することに取り憑かれている」
リアリティ番組のスターのキム・カーダシアンは、リアリティ番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」や「カーダシアン家のセレブな日常」の成功ですっかりカメラ慣れしているとはいえ、自分の映像や写真が公開される際には細心の注意を払っている。情報筋は『The Sun』にこう語っている。「キムのキャリア全体が、この完璧なイメージを非常に慎重に作り上げることにかかっている。彼女は自分が承認していないパパラッチの写真の公開を許さないことで知られており、それほどまでに彼女は完璧なイメージを維持することに取り憑かれている。」しかし、今回のプロジェクトに関しては状況が異なる。本作はカニエ・ウェストに焦点を当てたドキュメンタリー映画で、離婚後、関係があまり良くない元夫にフォーカスしている。ちなみに、監督のニコ・バレステロスは18歳でこの撮影を開始し、6年間かけて完成させた。
情報提供者によると、これらの映像が撮影された当時、キム・カーダシアンは人生の中で非常に辛い時期を過ごしていたという。「その後に起きたことを振り返ると、キムは、毎日24時間ずっとカメラに追われていたティーン時代のことを忘れてしまったかのようだ。カニエがここまで事態を大きくするとは想像もしていなかったみたいだ」と語っている。また同じ情報筋によれば、クリス・ジェンナーとロバート・カーダシアンの娘であるキムは、このドキュメンタリー映画の先行視聴用コピーを求めたそうだが、その希望が叶ったかどうかは分かっていない。
From madameFIGARO.fr
text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi