セレブたちに美のナチュラル回帰ブーム。ヴィクトリア・ベッカムが豊胸除去をカミングアウト!
Celebrity 2025.10.20
ここ数年、欧米では行き過ぎた美容整形をやめて、ヒアルロン酸を溶かしたり豊胸手術で入れたインプラントを除去する施術がトレンド。盛らずに、より自然に見える美容整形が人気となっている。そんなナチュラル回帰ブームの中、ヴィクトリア・ベッカムが豊胸のインプラントを除去した過去について言及した。
10月8日にNetflixで配信スタートしたドキュメンタリーシリーズの中で、自分に対しとても批判的で、ワードローブと摂食障害によって自分のイメージをコントロールしてきたことを打ち明けたヴィクトリア。最近の英『The Sun』紙のインタビューでは、自身が以前バストに入れていた豊胸用のインプラントは「あのおっぱいがどこに行ったかわからないけれど、どこかに行ってしまったのです。今頃は地中海のどこかで浮いているはず」とジョークを飛ばした。

ヴィクトリアがインプラント除去を決心したのは、デザイナーのローランド・モレのおかげだったという。豊胸したのは「人々により真剣に受け入れられたかったのと、自分が何者であるかを知らなかったから。誰かになろうとするのではなく、私自身のままでいるように励ましてくれたのは、ローランドだったと思います」。
---fadeinpager---
ヴィクトリアは、2001年にスパイス・ガールズが解散してから自分探しを続けていたのだと語った。「スパイス・ガールズのあと、私は自分のゴールを探すのに長い時間を費やしていました。それが何なのかわからなくて、自分を飾っていたのだと思います。ヘアエクステンションにタイトなトップス、フェイクタンなどなど。いまでもまだフェイクタンはしています。私は嘘を吐くつもりはありません。たぶんそれは、注目を集めるためでした」。

ヴィクトリアが豊胸したことについて語ったのは今回が初めてではなく、2014年には『Allure』誌のインタビューで自分の昔のバストの写真を見ながら、「私はもうそれを持っていません。私はそれ(バスト)をお金で買ったのかも」とコメントしている。
また、2017年の英『VOGUE』誌に掲載された、「18歳の自分への手紙」という企画では、「私は恐らく、あなたのバストをいじるなと言うべきです。不安のサイン。あなたが持っているものを祝福してください」と、18歳の自分に豊胸手術を止めたいと書いていた。
ハリウッドでは昨今、ミーナ・スヴァーリやアリッサ・ミラノ、アシュレイ・ティスデイルなど、豊胸インプラント除去手術を受けたことをオープンにするセレブが増えている。
text: Moyuru Sakai