ジェシカ・チャステイン、「ローライズデニム」が苦手な理由とは?

Celebrity 2025.11.29

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最近のインタビューで、女優ジェシカ・チャステインは自分が嫌いな服を明かした......。しかし、それは若い世代の人気アイテムだ。

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2025年2月15日、第75回ベルリン国際映画祭で『Dreams(原題)』のプレミア上映に出席したジェシカ・チャステイン。photography: Marechal Aurore/ABACA

中には忘れ去られたままでいい服もある。スペイン版雑誌「ELLE」の4月号で表紙を飾ったジェシカ・チャステインはインタビューで、現在のファッションについてのはっきりと意見を述べた。彼女が最も苦手だと挙げたのは、Z世代(1995年~2010年生まれ)に人気のローライズデニムだ。「また流行るのは分かるけれど、私はローライズデニムが苦手」と、1977年生まれの彼女は語った。

賛否が分かれるトレンド

雑誌のコラムで、映画『インターステラー』(2014年)の主演女優ジェシカ・チャステインが自分の意見を率直に述べた。「すごくダサいと思います。特にTバックの下着が見えるときなんてひどいと感じるし、誰かの下着が見えるのは嫌」と語った。この意見は、別の有名人、リアーナとも一致している。昨年12月、ラッパーのエイサップ・ロッキーの妻であるリアーナは、「ミステリー・ファッショニスト(TikTok @mysteryfashionist)」というメディアで、自分のファッションにおける最悪の後悔を明かした。ローライズのバギーデニムを履き、Tバックの下着が見えていたことだった。「なんであんなことをしてしまったんだろう」と彼女は振り返った。

しかし、誰もがローライズデニムの流行から逃れることはできないようだ。特に、2000年代初頭には、パリス・ヒルトンやケイト・モスといったアイコンによって人気を博した。そして、この物議を醸すローライズデニムは、今再び勢いを取り戻しており、ベラ・ハディッドやエミリー・ラタコウスキー、ジジ・ハディッドといった最も注目されるモデルたちが取り入れている。さらに、2020年の新型コロナウィルスによるロックダウン以降、TikTok世代は「Y2K(2000年代のファッショントレンド)」の復活とともに、このスタイルを再評価している。

ジェシカ・チャステインが自分の意見を述べたものの、彼女には現実を受け入れざるを得ない状況がある。大手ブランドのランウェイでは、従来のローライズ、さらにはもっと低いウエストラインが人気を集めている。ロンドンの最新ファッションウィークでは、デザイナーのディラーラ・フィンディコグルーが非常に低いウエストラインと大きくスリットの入ったパンツを発表した。また、ミュウミュウも2024年3月のパリファッションウィーク中、2024-2025年秋冬コレクションのショーでこのスタイルを再び復活させた。

しかし、48歳のジェシカ・チャステインにとっては、このトレンドはあまり魅力的ではないようで、「お尻を見せる服よりも、もっとカバー力のある服がいい」と発言している。彼女が戻ってほしいファッションについては、「特にない。私はただ自分が好きな服を着るだけ」とも語った。流行に流されずに自分のために着るのであれば、ローライズデニムファンを許してくれるようだ。

From madameFIGARO.fr

text: Anaïs Larcher (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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