64歳のジョージ・クルーニーはどう考える? 年齢とこの先の人生について。

Celebrity 2025.12.02

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Netflixでまもなく配信開始となる新作映画『ジェイ・ケリー』のプロモーションでフランスのラジオ番組に出演した俳優のジョージ・クルーニーが老いについて語った。

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ジョージ・クルーニーは、日々老いることをどう思っているのだろうか。2025年11月27日、フランスのラジオ局、フランス・アンテールの朝番組でジャーナリストのバンジャミン・デュアメルからそう質問された俳優は、「残された選択肢は死ってこと?」と即座に切り返した。1990年代、テレビシリーズ「ER」のダグ・ロス役で広く知られるようになったジョージ・クルーニーは今年5月に64歳の誕生日を迎えたが、実感はまだ薄いようだ。「朝、目覚めるとふと、『64歳か』と思ったりする。あまり実感はないが、(人生の)下り坂であることは確かだ」

舞台や映画の企画

根っからの楽観主義者ゆえ、グラスが空と思うよりもまだ半分入っていると思うタイプだ。「自分にできることと言えば、まだ働けて評価されることをありがたく思い、頼れる人たちがいることに感謝するのみだ」と続けてバンジャミン・デュアメルに語った。

アマル・クルーニーの夫は30年以上俳優を続けてきて、いまも舞台や映画に意欲的に出続けている。昨年は、2006年にアカデミー賞6部門にノミネートされた自分の監督作品映画『グッドナイト&グッドラック』をブロードウェイで舞台化した。実在のニュースキャスター、CBSのエドワード・R・マローとプロデューサーのフレッド・フレンドリーが、赤狩り(マッカーシズム)を推し進めるジョセフ・マッカーシー上院議員を倒すために戦った物語だ。ジョージ・クルーニーは、この芝居の共同脚本家のひとり兼主演男優として2025年6月に「シアター・ワールド・アワード」を受賞した。

そして南仏やイタリアのコモ湖畔で妻アマル・クルーニー、双子のエラとアレクサンダー(8歳)と夏休みを過ごした後、俳優は多忙な日々に戻った。いまは12月5日からNetflixで配信開始される新作映画『ジェイ・ケリー』のプロモーションを、共演者のアダム・サンドラーとともにおこなっている。この長編映画でジョージ・クルーニーが演じるのはハリウッドスター。仕事ばかりでいつも不在だったと娘たちに責められ、これまでの自分の人生を悔やむ男の役だ。

クルーニー自身はどうなのだろう。もちろん、役作りには自分のこれまでの人生経験も活かされている。ただし同じというわけではない。2013年にアマル・クルーニーと恋に落ち、4年後の2017年に双子が誕生して以来、充実した私生活こそが「充実した人生の源」であることを機会があるたびに語るようになっている。

From madameFIGARO.fr

text: Solene Delinger (madame.lefigaro.fr)

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