チャールズ皇太子の、譲れないこだわりとは?

特集

3月に出版された著書『イギリス国王チャールズ』で、ベテラン記者ミシェル・フォールが英国王位継承者の日常に迫った。エリザベス女王の長男の一風変わった生活ぶりを物語る数々の逸話も紹介されている。

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ギリシャ独立200年を記念して、2日間の日程でギリシャに公式訪問したチャールズ皇太子とカミラ夫人。(アテネ、2021年3月25日)photo:Abaca

「皇太子にも、その他の人間と共通点はある。食べる、飲む、寝る。比較できるのはそこまで」。ベテラン記者のミシェル・フォールがチャールズ皇太子について述べた言葉だ。

3月18日にラルシペル出版より刊行された著書『イギリス国王チャールズ』の中で、フォールは皇太子の人生の舞台裏に迫った。未来のチャールズ3世(皇太子がイギリス国王に即位した暁には「チャールズ3世」を名乗ることになる)の日常にまつわる、おもしろいエピソードも盛り込まれている。

なかでも興味深いのが、皇太子のちょっとしたこだわりに関する逸話。ダイアナ妃の元執事、ポール・バレルによると、皇太子のロンドンの邸宅であるクラレンス・ハウスでは、侍従が「毎朝、皇太子がお目覚めになると、歯ブラシに2cm歯磨き粉を絞り出し、バスタブにぬるま湯をはる」という。その間、別の侍従たちがクラレンス・ハウスの家主のパジャマと靴紐を「毎日のように」洗濯し、アイロンをかける。

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旅行には、たんす、シワひとつないシーツ、便座まで...

「イギリス社会の底辺の人々の生活を見聞するために外出する機会も多い。そのために、チャールズの着替えを手伝う侍従がふたり国費で雇われている」。チャールズ皇太子の伝記作者のひとりであるアントニー・ホールデンはそう述べていた。

習慣を変えるのを好まない皇太子。公務で旅行に出る際には専用の家具まで旅先へ運ばせるという。「オーソペディックベッド(...)、シワひとつないシーツ、たんす、スコットランドの風景が描かれた水彩画2点、専用の便座、クリネックスのトイレットペーパー“プレミアム・コンフォート”」と『イギリス国王チャールズ』には列挙されている。

もちろん多くの公邸スタッフも引き連れて行く。未来の国王が単独で外出することはまずない。必ず同行するスタッフは、警護担当、専属医、侍従、秘書。多くのお供を従えた皇太子一行は、訪問先でもさぞかし注目を浴びることだろう。

texte : Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)

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