シーンに合わせて、イネス流着回し50コーデ。
Fashion 2017.10.16
イネス・ド・ラ・フレサンジュといえば、モデルとして活躍し、今では自分のブランドのほか、ユニクロから、ロジェ ヴィヴィエまで幅広いブランドにおいて、クリエイティブなセンスを発揮するパリジェンヌ。
©Alessandra d’Urso
その彼女が、今回、毎朝のコーディネートで悩む女性たちに向けて、定番のアイテムで作る、着回しコーディネートを紹介する。注目は具体的なシーン選び。リアルにありそう(?)な場面だからこそ冴えるコーディネートの妙。
たとえば
マッチングアプリで知り合った男性との初デートに
©Benoît Peverelli
フィガロブログ、パリに住むシロさんの記事でも話題になったマッチングアプリ。パリではもはや定番、日本でもじわじわと利用者が増えている。ということで、初デートのスタイルにいかが?
元夫からディナーのお誘い
©Benoît Peverelli
なぜこのコーディネートがおすすめなのか、そこでイネスは1コーデずつにおすすめの理由を語っている。たとえばこのコーディネートでは、「元夫を誘惑するのではなく、“落ち着いた魅力”を見せるためにペンシルスカートを選びましょう」。意図的に胸元を露わにするのは、おすすめしません。強調するのは、あくまでも“落ち着いた魅力。”(中略)まだチャンスがあると彼に期待させないように。」
この説得力のあるコメントとともに紹介されたら、迷いなくコーディネートにチャレンジできそう!
最後に紹介するのはこちら
1970年以来、ファッション雑誌を見ていない大伯母とのランチ
©Benoît Peverelli
どの世代の女性が、どの世代とランチに出掛けても、このコーディネートをおすすめするセオリーが分かれば、もう上級者。明日からのコーディネートで迷うことは無くなるはず。
これらのコーディネートは現在発売中のイネス・ド・ラ・フレサンジュによる書籍『もう、今日着る服で迷わない』にて紹介中。コーディネートのほか「ファッションにおける20の間違い」などコラムも充実。手持ちのアイテムを確認して、何をどう合わせればいいのか、イネスは的確に、そのスタイルがこれから出かけるシーンに相応しいのかどうかを含めて、アドバイスしてくれるはず。さぁ、明日はどんな日?何を着る?イネスが紹介する50コーディネートで出掛けてみない?

『もう、今日着る服で悩まない』
イネス・ド・ラ・フレサンジュ、ソフィ・ガシェ/著
喜多川美穂/訳
CCCメディアハウス刊
¥2,700
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