フィービー・ファイロ待望のファースト・コレクション、販売開始1日で完売間近!
Fashion 2023.10.31
2017年にセリーヌのアーティスティックディレクターを離れたイギリスのデザイナー、フィービー・ファイロが、今週10月30日に自身のブランドを立ち上げ、ファッションシーンに戻ってきた。コレクションのいくつかのアイテムはすでに品切れとなっている。
フィービー・ファイロの初コレクションのルックが10月30日に発表された。photography: Phoebe Philo
本日のファッションニュースだが、すでにInstagramを騒がせている。10月30日、イギリスのファッションデザイナー、フィービー・ファイロが、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループの出資を受けた自身のブランドのコレクションから最初の150点を発表した。セリーヌのアーティスティックディレクターを9年間務めた後、2017年に退任した。彼女にとっては、大きな波紋を呼んでいるカムバックだ。
ブランドの公式サイトでは、ミニマリズムの精神とトレンディなファッションを融合させたフィービー・ファイロのシグネチャースタイルを見ることができる。精密なテーラードスーツ、洗練されたニット、時には超ワイド、時にはフィットしたデザイン、主張のあるハンドバッグとトートバッグなどが含まれている。実際に身に着けることを考えてデザインされた、完璧なフィット感のアイテム、シックなアクセサリー、そして快適なスタイルの組み合わせから成るファッションコレクションだ。
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カルト的人気のアイテム
彼女のブランド復帰は2021年7月に発表され、新作は2022年1月に発表される予定だった。公式サイトで急速に売れ行きが良いことを考えると、待つ価値があったというものだ。シアリング素材のコートに1万3742ユーロ(約218万円)、レザーのトートバッグに7102ユーロ(約112万円)、シルバーのリングに675ユーロ(約10万円)。発売されるやいなや、多くの商品には「完売」のメッセージが表示されている。つまり、フィービー・ファイロでは、試着せずに買うのが一般的なようだ。
1973年にルヴァロワ=ペレで生まれたフィービー・ファイロは、ロンドンのセントラル・セイント・マーチンズで学び、1996年に卒業した。彼女はファッション業界でのキャリアをスタートし、最初はフランスのファッションブランドであるクロエでアシスタントとして働き、その後、2001年にクロエのアーティスティックディレクターに就任した。彼女はコレクションを通じて、独自の女性観を提案し、そのビジョンは彼女のキャリアを通じて貫かれている。2008年から2017年まで、彼女はセリーヌでアーティスティックディレクターを就任し、ファーサンダルやゆったりとしたブラウスなど、カルト的なアイテムを生み出した。いまは公式な最初のプレゼンテーションを待つのみだ。
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【写真】フィービー・ファイロのファーストコレクションのルック
フィービー・ファイロのファーストコレクション。
photography: Phoebe Philo
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photography: Phoebe Philo
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photography: Phoebe Philo
text: Augustin Bougro (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi