パリジェンヌはストレートデニムがお好き?【パリシックのルール】
Fashion 2025.02.05
同じようなスタイリングをしても、なぜかパリジェンヌはおしゃれにこなれて見える。その秘密はディテールにこだわったアイテム選びや小物使いにあり! 毎週、1アイテムにフォーカスしてパリジェンヌらしい着こなしポイントをお届けします。
こなれ感を出すならば、ストレートデニム一択
トレンド感のある太めのシルエットや、ストリートでは返り咲き目前のスキニーなど、誰もが気に入ったものを1本は持っているであろうデニム。一方、パリジェンヌたちがこぞって愛用しているのは、トレンド感のあるものでもなく、身体にフィットするものでもなく、リラクシーなストレートデニムだった?
インパクトのあるアイテムもデニムでカジュアルに
キャップもインナーのブルゾンもレオパード柄と、アイコニックなアイテムを組み合わせているにも関わらず、なぜか派手すぎに見えないのは、オーセンティックな色落ちのしたデニムを合わせているがゆえ。デニムとの相性がいいウエスタンブーツとの組み合わせも積極的に真似したい。
細部に効かせたレディなエッセンスに注目
ブルゾンにデニム、スニーカーと、究極のベーシックな着こなしを披露した彼女。マニッシュ一辺倒にならないよう、スリックバックにしたヘアスタイルと、輝くパールのピアスの取り入れ方が◎。
こなれたムードで履くローウエストデニム
ジャケットやモカシンなど、メンズアイテムを多用するときに取り入れたいルーズなデニムの着こなし。チラリと見える肌見せでセンシュアルな一面をプラス。
モデル兼デザイナーの双子も揃ってストレート
コペンハーゲン発のアクセサリーブランド「リエ スタジオ」を立ち上げた双子の姉妹、アマリーとセシリーをキャッチ。自分の似合うものを熟知している彼女たちも、ストレートシルエットのデニムを愛用中。
デザイン性が高くてもシルエットはオーセンティックなものを
ナイロン素材で仕立てられたフライトジャケットには、ウエストにデザインが施されたレディなデニムを。ローウエストなデザインで肌見せを楽しんで。
タッキーなアイテムをベーシックなデニムで中和
ベースボールキャップにベースボールシャツと、ナードな着こなしにもマッチするデニムの汎用性の高さが分かる着こなし。バッグにはお気に入りのチャームをたっぷり付けて、トレンド感をプラス。
一癖あるセンタークリースのストレートデニム
タフに着倒したユーティリティジャケットには、同じく長年履き込んだような色味のデニムでムードを合わせて。クラシックなグッチの「グッチ ジャッキー 1961」でエレガントな要素も忘れずに。
自分に似合う1本を熟知した着こなし
どんなにマニッシュでも、フェミニンなエッセンスを忘れないのがパリジェンヌ。短丈シャツにローウエストのデニムを合わせて、華奢なボディラインを生かした着こなし。
text: Miyu Sugimori, photography: launchmetrics