スタイリスト矢内麻友がシチリアで楽しみたい3つのジュエリー。【夏の旅先ジュエリー】

Jewelry 2025.08.16

日々のジュエリー選びに一家言を持つ人気スタイリストに、旅先でのジュエリーコーディネートをリサーチ。スタイリストの矢内麻友は、シチリアへの思いを馳せて、3つのジュエリーをセレクト。旅先への期待と着こなし術を語る。

夏旅は島に行きたい。カラッとした気候の中で、ただ食べて飲んで泳いで寝るという生活に憧れます。年々旅には癒やしや食の充実を求めるようになってきました。ハワイやグアムのような定番のビーチで開放的にというよりは、歴史的な遺産や文化に紐づいた美味しい食事やワインも楽しみたい。シチリアは、地中海の豊かな自然があるし、映画『ゴッドファーザー』で描かれていた世界を想像したりネイチャーもカルチャーもグルメもあって一度は行ってみたいところです。映画でアル・パチーノが着ていたような白いシャツを買ったりしてみたい。そんなやりたいことがいくつも浮かぶデスティネーションです。

(c)Giovanni Saini/Alamy/amanaimages

シチリアでの旅は、映画の影響からか仕立てられた白いシャツにシルバーのチェーンにダイヤモンド、シンプルで潔い装いを楽しみたい。太陽が燦々と降り注ぐ明るいムードをジュエリーに込めるなら、カラーストーンもトランクに入れて。

チェーンネックレス／ラストダンス（Lastdance）

シルバーのネックレスは軽やかな存在感で私のシチリア旅のイメージには欠かせないもの。中が空洞になっているパイプチェーンが使われているので、見た目のタフさとは裏腹に軽量。輪っかを止める位置を調整できるので、チョーカーにもなります。同シリーズのブレスレットも連結したらロングバージョンとしても楽しめる変幻自在なところも優秀です。

イニシャルピアス／ソフィービルブラーエ（Sophie Bille Brahe）

ダイヤモンドのジュエリーは場所もスタイルも選ばない万能な存在。ソフィービルブラーエのイニシャルはいつも着けている私のスタメンピアスなので、もちろん旅先でも一緒です。いまは名前からMをつけていますが、次はYを購入予定。デザイナーであるソフィーのように、イニシャルのリングなども取り入れて家族への気持ちを表したいと思っています。