京都のエルメス祇園店がスケートパークに変身!

Fashion 2017.03.07

京都の花見小路に期間限定でオープンしている「エルメス祇園店」。伝統的な町屋を舞台に、時節に合わせたイベントを繰り広げているが、第4回目のテーマは「春の風になびくマキシ・ツイリー・カットとスケートパーク」。空間全体が疾走感あふれるスケートパークに様変わりした。

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入り口では「GOOD MOVE !」と書かれたスケートボードがお出迎え。
© Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japon

今回はシルクにフォーカス。1937年の誕生より世代を超えて愛され続けているカレ、上質なカシミアシルク素材が人気のカレ・ジェアン、アクセサリー感覚で楽しめるツイリーなど、エルメスを代表する多彩なスカーフコレクションがバリエーション豊かに揃う。なかでも注目は、ストールのように楽しめるマキシ・ツイリー・カット。「ネクタイのエクスリブリス」「馬のカヴァルカドゥール」「鞭・ブロック」というエルメスのルーツである馬をモチーフにした3つの新柄が、こことエルメスのオンラインブティックで先行発売。裏には幾何学模様があしらわれ、巻き方ひとつでさまざまな表情を楽しむことができる。おしゃれが軽やかになっていくこのシーズン、活躍間違いなしのアイテムだ。

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マキシ・ツイリー・カットは、マキシ・ツイリーをひとまわり小さくした20×160cm。「鞭・ブロック」、「馬のカヴァルカドゥール」、「ネクタイのエクスリブリス」各¥45,360

photos: Vicente Sahuc

1階の中央に登場したスケートランプには、その新柄をまとったスケートボードがずらり。スケートボードがスケートランプを流れるような光と音のインスタレーションで、訪れる人を迎えている。

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店内から外へとつながるスケートランプを鮮やかなマキシ・ツイリー・カット柄が彩る。スケートランプを滑る音、移動する赤い光で疾走感を演出。

© Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japon

gion20170302_isogi_003.jpg遊び心あふれる空間演出はエルメスの魅力のひとつ。マキシ・ツイリー・カット柄のスケートボードが並んだ様子は圧巻。
© Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japon

gion20170302_isogi_008.jpg右側にかけてあるのが、新柄のマキシ・ツイリー・カット。他にもバリエーション豊かなシルクスカーフが空間を彩る。
© Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japon

2階もまたスケートパークのような空間に。ここには、マキシ・ツイリー・カットを身につけて女の子たちがスケートボードを楽しむ動画上映コーナーや、ミニチュアのスケートボードを指で動かして遊ぶ「フィンガースケート」を設けている。週末にはプロがパフォーマンスを披露するという。

ぜひ試してほしいのは、フォトブース。マキシ・ツイリー・カットをまとい、まるでスケートボードに乗っているように風を受けて写真や動画を撮影することができるのだ。写真はその場でプリントアウトしてもらえるし、動画は登録したメールに送ってもらえる。春の京都、まずはリニューアルした「エルメス祇園店」へスケートボードを楽しみに行こう!

gion20170302_isogi_009.jpg2階は、手前が上映コーナー、左手がフィンガースケート、奥がフォトブース。毎回新しい試みで、訪れる人を楽しませてくれる。
© Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japon

 

エルメス祇園店

京都市東山区祇園町南側570-8
TEL:03-3569-3300(エルメスジャポン)
期間:〜7月31日(今回テーマは3月29日まで)
営業時間:11時〜19時
定休日:木曜
www.hermes.com

TEXTE:NATSUKO KONAGAYA

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