マイペースが幸運の鍵に。ひとり時間を充実させよう。
2018年の運勢(年運) : 灯 - 中森じゅあんの算命学占い
『フィガロジャポン』本誌で大人気だった、中森じゅあん先生の算命学を毎月更新。
中国最古の占星学から読み解いた、主精別の「今月のキーワード」と、全体運、仕事運、恋愛運をさらに良い方向へ導くためのアドバイスをお届けします。
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長年にわたり「中森じゅあんの算命学」に原稿をご執筆頂きました中森じゅあん先生が、2025年5月12日にご逝去されました。連載は2025年5月をもって終了とさせていただきます。謹んで哀悼の意を表します。
2018年の運勢

「調舒星(ちょうじょせい)」は、とてもデリケートな感性を持つ星です。今年は、いつもは感じないようなことに気がついたり、直観が鋭くなるようなことが起こるでしょう。小さなことを気にしすぎるとストレスになりますから、ひとりでゆったり自由に好きなことをする時間を意識的につくることです。「ひとりを楽しむ」ことが上手な灯の人にとっては、次々とひとりでしたいこと、行きたい場所が出てくるはずです。芸術分野などで何かを表現するにもよい年。クリエイティブなことなら何でもやってみるべきです。1年かけてこれをマスターしようと、目標を立てて取り組むのもいいですね。毎日ウォーキングする、日記をつける、スキルを磨く......等々、何でもいいのでひとりで楽しめることを見つけましょう。
とても繊細になる今年のあなた。ひとりで過ごすのがいい運の流れになるだけに、直観的なひらめきを感じ取り、生かしましょう。条件や見た目などに囚われるのはNG。ひと目惚れや会うほどに好きになるといった、無条件な心の声を信じましょう。焦ることなく、いいと思う人だけにフォーカスを。月運では6月~12月がラブチャンスですが、発展的にプッシュするのは来年までお預けにしたほうがよさそうです。
灯のあなたはこんな人
ロウソクの炎、焚き火やガスの火、照明などを含む灯火の精の人は、ホットで情熱的、感情の起伏が強く、ネアカ。どんな暗闇もパッと明るくする灯の光は、周囲の人々に明るさやあたたかさ、やさしさをもたらす存在です。喜怒哀楽が激しく、情にもろく、繊細な芸術家タイプですが、熱しやすく冷めやすい、気分屋さんでしょう。直感が鋭く、思ったことはすぐ行動に移すスピードは抜群ですが、やや短気。好き嫌いがハッキリしていて、個性的な創造力をもつ人です。飽きずに自分の好きなことをひとつでもよく続ける忍耐力が加わると、鬼に金棒といえます。
灯の有名人
アナ・ウィンター(編集者)1949/11/03
川久保玲(デザイナー)1942/10/11
ケイト・モス(モデル)1974/01/16
シャルロット・ゲンズブール(女優)1971/07/21
ヴァネッサ・パラディ(ミュージシャン)1972/12/22
ジャン=リュック・ゴダール(映画監督)1930/12/03
北野武(俳優、作家、映画監督)1947/01/18
Horoscope : Juan Nakamori / Illustlation :Maggie Prendergast
中森じゅあんプロフィール
鬼谷算命学が専門の占い師。バイオシンセンス・ボディサイコセラピスト。占い師としてのキャリアは20年。また、フリーランスのコピーライターとしても27年の経験をもつ。算命学のほか、ワークショップ講演、エッセイや詩の執筆など幅広い分野で活躍中。著書は『鬼谷算命学』(三笠書房)、エッセイ集『幸福の扉を開きなさい』(PHP文庫)、詩画集『天使の愛』(講談社)ほか多数。