大変化が叶う10年に1度の年。実力以上の成果が得られそう。
2022年の運勢(年運) : 灯 - 中森じゅあんの算命学占い
『フィガロジャポン』本誌で大人気だった、中森じゅあん先生の算命学を毎月更新。
中国最古の占星学から読み解いた、主精別の「今月のキーワード」と、全体運、仕事運、恋愛運をさらに良い方向へ導くためのアドバイスをお届けします。
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長年にわたり「中森じゅあんの算命学」に原稿をご執筆頂きました中森じゅあん先生が、2025年5月12日にご逝去されました。連載は2025年5月をもって終了とさせていただきます。謹んで哀悼の意を表します。
2022年の運勢

今年は、10年に1度やって来る大きな変化の年です。「牽牛(けんぎゅう)星」の年が、いつも明るくてアクティブなあなたに、分身のようなものを作ってくれるでしょう。説明が難しいですが、普段は隠れているもうひとりのあなたが力をつけ、ふたり分の働きができるといった感じです。今年はやることが増え、責任のある立場の仕事を任されるなどして、忙しくなりそうです。でも、とてもきっちりとしたプライドのある星の力があるので、精一杯最善を尽くそうと頑張っていけるでしょう。自分の枠を超えた力を出せるときですが、真面目で頼もしい働きをするので、先頭に立ってやっていくことができるのです。上手くいくコツは、なんといっても自分を信頼すること。周囲から注目を集め、評価もちゃんとされていますから、自信をもって取り組んでください。
フリーの人にとって、ビッグなラブチャンスの1年となります。ただし何かと忙しいので、それを理由にチャンスを逃さないように。時間を上手にやりくりすることが大事です。そのためには、公私の切り替えをきちんとし、プライベートの時間をきっちり確保したいもの。特に、チャンスが高まるのは、2月、3月、10~12月。7月はグループ行動を大切に。常にうまくいくことをイメージして。
灯のあなたはこんな人
ロウソクの炎、焚き火やガスの火、照明などを含む灯火の精の人は、ホットで情熱的、感情の起伏が強く、ネアカ。どんな暗闇もパッと明るくする灯の光は、周囲の人々に明るさやあたたかさ、やさしさをもたらす存在です。喜怒哀楽が激しく、情にもろく、繊細な芸術家タイプですが、熱しやすく冷めやすい、気分屋さんでしょう。直感が鋭く、思ったことはすぐ行動に移すスピードは抜群ですが、やや短気。好き嫌いがハッキリしていて、個性的な創造力をもつ人です。飽きずに自分の好きなことをひとつでもよく続ける忍耐力が加わると、鬼に金棒といえます。
灯の有名人
アナ・ウィンター(編集者)1949/11/03
川久保玲(デザイナー)1942/10/11
ケイト・モス(モデル)1974/01/16
シャルロット・ゲンズブール(女優)1971/07/21
ヴァネッサ・パラディ(ミュージシャン)1972/12/22
ジャン=リュック・ゴダール(映画監督)1930/12/03
北野武(俳優、作家、映画監督)1947/01/18
Horoscope : Juan Nakamori / Illustlation :Maggie Prendergast
中森じゅあんプロフィール
鬼谷算命学が専門の占い師。バイオシンセンス・ボディサイコセラピスト。占い師としてのキャリアは20年。また、フリーランスのコピーライターとしても27年の経験をもつ。算命学のほか、ワークショップ講演、エッセイや詩の執筆など幅広い分野で活躍中。著書は『鬼谷算命学』(三笠書房)、エッセイ集『幸福の扉を開きなさい』(PHP文庫)、詩画集『天使の愛』(講談社)ほか多数。