自分の本当の望みのために、変革を起こす第一歩を踏み出す月。
5月の運勢(月運) : 花 - 中森じゅあんの算命学占い
『フィガロジャポン』本誌で大人気だった、中森じゅあん先生の算命学を毎月更新。
中国最古の占星学から読み解いた、主精別の「今月のキーワード」と、全体運、仕事運、恋愛運をさらに良い方向へ導くためのアドバイスをお届けします。
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長年にわたり「中森じゅあんの算命学」に原稿をご執筆頂きました中森じゅあん先生が、2025年5月12日にご逝去されました。連載は2025年5月をもって終了とさせていただきます。謹んで哀悼の意を表します。
2011年5月6日~
6月5日の運勢

あなたの生活のいろいろな側面で、改めたい、変革を起こしたい、思いきったことを実行したい時といえます。よく自分の心の中を見つめてみると、そういう気持は、そこはかとなく以前から存在していた――ということに気づく人もいるでしょう。それは、何年か先になるような望みや計画かもしれません。でもそれが、自分の本当の望み、願いだということを認めたなら、放っておいてはもったいない。それをあなたのヴィジョンとして、いまからできることを始めましょう。小さな変化の一歩を踏み出す月です。
Love
今月は、色っぽい星がめぐっています。そのため、カップルの人には、新たに心惹かれる相手が現れてトキメいたり、アプローチされてうれしくなることなど、モテる喜びもありそう。でも、それで無用なヤキモチを焼かせたりしないように気をつけて。フリーの人は、年齢が男女逆転した出会いがあるかも。そんなことにこだわらないで、まずハートの愛が何より大切、と心得ておいて。万一誘惑にのるとソンをします。
Career
あなたの中にまだ見出されていない、またはまったく気にもされていない、能力、才能、センスといったものがあるとしたら、放っておく手はありませんよね。今月の仕事運は大胆さと勇気をもって、いつもやらないこと、試したい仕事、やり方、アイデアを使ってみるといいでしょう。たとえばですが、文字と言葉だけの仕事やコミュニケーションの人は、色や絵を使うとか、ワクをこえて、トライしましょう。いいチャンスですよ。
Attention
注意日は、5/8、17、18、26。
花のあなたはこんな人
野に咲くかわいい花、華やかな大輪、どんな花でも、人々の心や目を楽しませてくれます。そんな花の精が、あなたの本質です。算命学では、花は女性の理想とされていますが、それは、思いやりがあってやさしいだけでなく、内面には強さをもっている外柔内剛の典型だからです。人あたりがソフトで自然で、人を惹きつける魅力の持ち主。どんな人とも調和していけるので、友達が多い自然な社交家です。かといって人の考えの言いなりになるわけでもなく、集団やグループ、組織の中では、統率力を発揮できます。種から花が咲くまで月日がかかるように、おっとりとしてスローテンポ、多くの人々の中で輝くのが本質なので、孤立とは無縁の人生です。
花の有名人
イヴ・サンローラン(デザイナー)1936/08/01
サンドリーヌ・ボネール(女優)1967/05/31
パトリス・ルコント(映画監督)1947/11/12
ビヨンセ(ミュージシャン)1981/09/04
マドンナ(ミュージシャン)1958/08/16
吉田都(ダンサー)1965/10/28
Horoscope : Juan Nakamori / Illustlation :Maggie Prendergast
中森じゅあんプロフィール
鬼谷算命学が専門の占い師。バイオシンセンス・ボディサイコセラピスト。占い師としてのキャリアは20年。また、フリーランスのコピーライターとしても27年の経験をもつ。算命学のほか、ワークショップ講演、エッセイや詩の執筆など幅広い分野で活躍中。著書は『鬼谷算命学』(三笠書房)、エッセイ集『幸福の扉を開きなさい』(PHP文庫)、詩画集『天使の愛』(講談社)ほか多数。