人間関係を広げることで、チャンスをつかんで。
6月の運勢(月運) : 花 - 中森じゅあんの算命学占い
『フィガロジャポン』本誌で大人気だった、中森じゅあん先生の算命学を毎月更新。
中国最古の占星学から読み解いた、主精別の「今月のキーワード」と、全体運、仕事運、恋愛運をさらに良い方向へ導くためのアドバイスをお届けします。
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長年にわたり「中森じゅあんの算命学」に原稿をご執筆頂きました中森じゅあん先生が、2025年5月12日にご逝去されました。連載は2025年5月をもって終了とさせていただきます。謹んで哀悼の意を表します。
2011年6月6日~
7月6日の運勢

今月は人間関係の中で、新しい喜びごとがあるでしょう。その中には、実際に新しく知り合う人たちもいて、友情の輪がどんどん広がっていく可能性があります。あまり自分からアクティブに新しい友達づくりをしない人でも、友達の友達として知り合ったり、趣味や習い事、勉強などを通して出会う人々の中心、強い心の結びつきやただならぬ縁を感じる人がいるかもしれません。社交的であることがチャンスを広げるコツです。
Love
カップルの人は、あなたの付き合い運が高まるので、デートとかち合うこともあるでしょう。ヤキモチを焼かれないようにしながら、相手も友達に紹介していくにはチャンスです。今フリーの人は、恋や結婚という結果や成果のみにとらわれないで、異性との出会いや友達づき合いを求める気持ちで、フレンドリーにマメに行動することです。その中に意気投合する人がいたら、積極的に。
Career
仕事をするのは人間です。今月は特に意識的にグループやプロジェクトの人々との調和にポイントをおいて働くことが重要になります。それが仕事の根幹、中心になっていくことで、仕事の中にちょっとしたぐらつきや変更があっても落ち着いて、ゆるぎのない対応、対処ができるでしょう。そして、困難な仕事、ハードルが高い状況になっても、職場やかかわる会社の人々と力を合わせ、助け合っていけるので、ひとりでがんばらないことも大切です。
Attention
注意日は、6/11、14、22、23、25、7/4、5。
花のあなたはこんな人
野に咲くかわいい花、華やかな大輪、どんな花でも、人々の心や目を楽しませてくれます。そんな花の精が、あなたの本質です。算命学では、花は女性の理想とされていますが、それは、思いやりがあってやさしいだけでなく、内面には強さをもっている外柔内剛の典型だからです。人あたりがソフトで自然で、人を惹きつける魅力の持ち主。どんな人とも調和していけるので、友達が多い自然な社交家です。かといって人の考えの言いなりになるわけでもなく、集団やグループ、組織の中では、統率力を発揮できます。種から花が咲くまで月日がかかるように、おっとりとしてスローテンポ、多くの人々の中で輝くのが本質なので、孤立とは無縁の人生です。
花の有名人
イヴ・サンローラン(デザイナー)1936/08/01
サンドリーヌ・ボネール(女優)1967/05/31
パトリス・ルコント(映画監督)1947/11/12
ビヨンセ(ミュージシャン)1981/09/04
マドンナ(ミュージシャン)1958/08/16
吉田都(ダンサー)1965/10/28
Horoscope : Juan Nakamori / Illustlation :Maggie Prendergast
中森じゅあんプロフィール
鬼谷算命学が専門の占い師。バイオシンセンス・ボディサイコセラピスト。占い師としてのキャリアは20年。また、フリーランスのコピーライターとしても27年の経験をもつ。算命学のほか、ワークショップ講演、エッセイや詩の執筆など幅広い分野で活躍中。著書は『鬼谷算命学』(三笠書房)、エッセイ集『幸福の扉を開きなさい』(PHP文庫)、詩画集『天使の愛』(講談社)ほか多数。