自分自身と心静かにつながる、ひとり旅がおすすめ。
8月の運勢(月運) : 花 - 中森じゅあんの算命学占い
『フィガロジャポン』本誌で大人気だった、中森じゅあん先生の算命学を毎月更新。
中国最古の占星学から読み解いた、主精別の「今月のキーワード」と、全体運、仕事運、恋愛運をさらに良い方向へ導くためのアドバイスをお届けします。
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長年にわたり「中森じゅあんの算命学」に原稿をご執筆頂きました中森じゅあん先生が、2025年5月12日にご逝去されました。連載は2025年5月をもって終了とさせていただきます。謹んで哀悼の意を表します。
2011年8月8日~
9月7日の運勢

今月夏休みをとるのなら、アートに触れる旅、それも「ひとり旅」はどうでしょうか。なぜなら、今月の星は、あなたに、自分自身とつながる、ひとり心静かに自分自身と仲よくなる、内なる声、つまり直観にフォーカスする、そのことの大切さを伝えてきているからです。もちろん、特別遠い所へ出かけなくてもいいのです。どこにいても、あなたが自分自身との絆を深めることはできます。ただそういう時間やゆとりは、意識してつくらないと日々に流れて実行できなくなるので、まとまったお休みのときは、チャンスというわけです。
Love
カップルの人は、彼と一緒にいる時、自分がどんなことを思い、何を考え、どんな感情を抱いたか・・・に、注意を向ける時です。そして自分自身に正直に、彼に正直に付き合うことのすばらしい体験へと進んでいきましょう。無理したり、気疲れしたり、イライラが生じたら、ちゃんと向き合うことです。シングルの人は、今ひとりであるこの状況の中で、自分の今を受容し、ひとりのよさをプラスに生かし、秋のチャンスに心身を備えることです。
Career
あなたが自分のひらめきや感じることに注意深くなって、そうしたものを尊重して、仕事に生かそうとすると、あなたの中に眠ったり隠れていたりする能力や長所が出てくる時です。つまり、こんなこと私にはできないわ、とか、私にできるのはコレだけ、といった思い込みや制約がもしあったとしたら(例え無意識レベルでも)、それらを手放して、可能性に開くのが直観力を発揮し従うことです。
Attention
注意日は、8/10、13、23、24、9/2、3。
花のあなたはこんな人
野に咲くかわいい花、華やかな大輪、どんな花でも、人々の心や目を楽しませてくれます。そんな花の精が、あなたの本質です。算命学では、花は女性の理想とされていますが、それは、思いやりがあってやさしいだけでなく、内面には強さをもっている外柔内剛の典型だからです。人あたりがソフトで自然で、人を惹きつける魅力の持ち主。どんな人とも調和していけるので、友達が多い自然な社交家です。かといって人の考えの言いなりになるわけでもなく、集団やグループ、組織の中では、統率力を発揮できます。種から花が咲くまで月日がかかるように、おっとりとしてスローテンポ、多くの人々の中で輝くのが本質なので、孤立とは無縁の人生です。
花の有名人
イヴ・サンローラン(デザイナー)1936/08/01
サンドリーヌ・ボネール(女優)1967/05/31
パトリス・ルコント(映画監督)1947/11/12
ビヨンセ(ミュージシャン)1981/09/04
マドンナ(ミュージシャン)1958/08/16
吉田都(ダンサー)1965/10/28
Horoscope : Juan Nakamori / Illustlation :Maggie Prendergast
中森じゅあんプロフィール
鬼谷算命学が専門の占い師。バイオシンセンス・ボディサイコセラピスト。占い師としてのキャリアは20年。また、フリーランスのコピーライターとしても27年の経験をもつ。算命学のほか、ワークショップ講演、エッセイや詩の執筆など幅広い分野で活躍中。著書は『鬼谷算命学』(三笠書房)、エッセイ集『幸福の扉を開きなさい』(PHP文庫)、詩画集『天使の愛』(講談社)ほか多数。