「人間関係」の月。自分の内面を見つめることで新たな出会いが。
2月の運勢(月運) : 花 - 中森じゅあんの算命学占い
『フィガロジャポン』本誌で大人気だった、中森じゅあん先生の算命学を毎月更新。
中国最古の占星学から読み解いた、主精別の「今月のキーワード」と、全体運、仕事運、恋愛運をさらに良い方向へ導くためのアドバイスをお届けします。
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長年にわたり「中森じゅあんの算命学」に原稿をご執筆頂きました中森じゅあん先生が、2025年5月12日にご逝去されました。連載は2025年5月をもって終了とさせていただきます。謹んで哀悼の意を表します。
2013年2月5日~
3月4日の運勢

2013年の始まる2月に、あなたをサポートしてくれるのは、「人間関係の広がり」にパワーをもつ星です。そもそもお花の精であるあなたの本質は、孤立や単独とは無縁の一輪ざしという形もありますが、自然界でのお花をありのままに見せれば、群生しグループで咲いているものです。ですから、今月は、あなたの人間関係が本来の広がり、繁栄をもたらしてくれるものとなるチャンスが増えるはず。よくも悪くも私たちは「人間関係」を通して、つまり相手の人がいてこそ、自分自身の心の気持ちやものの見方、価値観や考えなどを知り、気づくことができるのです。今月は、新しい友達や知人ができるといううれしい経験と同時に、自分の内面に新しい発見ができるということを忘れずにいると成長の喜びに変えられます。それを楽しみにしましょう。
Love
あなたがカップルなら、相手をどう思うとか、相手にどうあってほしいかではなく、相手を通して自分の中を見つめながら、お互いの長所やプラス面を分かち合うことをテーマにすることです。フリーの人なら、まず“今の自分のありのまま”をよきものとして素直に受け入れること。すると人との関わりが新しい出会いを広げることにつながっていくことでしょう。
Career
人間関係とひと口に言っても、生活のさまざまな側面でさまざまな現れ方がありますね。仕事のパートでは、仕事上で関係する人付き合いに何よりも注目することです。仕事が早く終わる、成果が上る、上手く進むというために、今月は一緒働く、これから出会っていく人々との心のつながりを大切にすること。そしてグループやペアなら、調和を心がけながら働くことがテーマの月になります。
花のあなたはこんな人
野に咲くかわいい花、華やかな大輪、どんな花でも、人々の心や目を楽しませてくれます。そんな花の精が、あなたの本質です。算命学では、花は女性の理想とされていますが、それは、思いやりがあってやさしいだけでなく、内面には強さをもっている外柔内剛の典型だからです。人あたりがソフトで自然で、人を惹きつける魅力の持ち主。どんな人とも調和していけるので、友達が多い自然な社交家です。かといって人の考えの言いなりになるわけでもなく、集団やグループ、組織の中では、統率力を発揮できます。種から花が咲くまで月日がかかるように、おっとりとしてスローテンポ、多くの人々の中で輝くのが本質なので、孤立とは無縁の人生です。
花の有名人
イヴ・サンローラン(デザイナー)1936/08/01
サンドリーヌ・ボネール(女優)1967/05/31
パトリス・ルコント(映画監督)1947/11/12
ビヨンセ(ミュージシャン)1981/09/04
マドンナ(ミュージシャン)1958/08/16
吉田都(ダンサー)1965/10/28
Horoscope : Juan Nakamori / Illustlation :Maggie Prendergast
中森じゅあんプロフィール
鬼谷算命学が専門の占い師。バイオシンセンス・ボディサイコセラピスト。占い師としてのキャリアは20年。また、フリーランスのコピーライターとしても27年の経験をもつ。算命学のほか、ワークショップ講演、エッセイや詩の執筆など幅広い分野で活躍中。著書は『鬼谷算命学』(三笠書房)、エッセイ集『幸福の扉を開きなさい』(PHP文庫)、詩画集『天使の愛』(講談社)ほか多数。