どんなときにも「楽しむ」ことを意識して!
5月の運勢(月運) : 花 - 中森じゅあんの算命学占い
『フィガロジャポン』本誌で大人気だった、中森じゅあん先生の算命学を毎月更新。
中国最古の占星学から読み解いた、主精別の「今月のキーワード」と、全体運、仕事運、恋愛運をさらに良い方向へ導くためのアドバイスをお届けします。
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長年にわたり「中森じゅあんの算命学」に原稿をご執筆頂きました中森じゅあん先生が、2025年5月12日にご逝去されました。連載は2025年5月をもって終了とさせていただきます。謹んで哀悼の意を表します。
2013年5月5日~
6月4日の運勢

5月は、花々が美しくかぐわしく咲きほこる季節ですね。自然界のあちらこちらであなたに出会えるというわけです。 今月のキーワードは「楽しむ」。休日はどんなプランを立てていますか? 何をするにしても、そのひとときをただ楽しむようにしましょう。時にはイヤなことや面倒なこと、つらいことがあるとしても、その体験、その状況、その現実、その相手に、心を100%開いてちゃんと関われば、その奥にある何かが分かってくるはずです。 ちょっと面倒な仕事をしているときも、疲れたときにも、その時の自分をありのままに感じるということを楽しみましょう。そうすると、課題や学ぶべきことが感じられてきて、不思議と楽しくなってくるはず。ですから、嫌がっている自分に気づいたときには、「いろんな経験から学ぶことって楽しいんだよ」と、明るい心で自分に語りかけてあげましょう。 今月は、楽しい遊びの誘いやプランもありそう。仕事にも、楽しみがいくつも隠れているので探してみましょう。そして、恋も楽しんで。今月はモテモテの星があなたにスポットライトを当てているので、あなたの魅力を明るく、楽しくアピールしてくださいね。
花のあなたはこんな人
野に咲くかわいい花、華やかな大輪、どんな花でも、人々の心や目を楽しませてくれます。そんな花の精が、あなたの本質です。算命学では、花は女性の理想とされていますが、それは、思いやりがあってやさしいだけでなく、内面には強さをもっている外柔内剛の典型だからです。人あたりがソフトで自然で、人を惹きつける魅力の持ち主。どんな人とも調和していけるので、友達が多い自然な社交家です。かといって人の考えの言いなりになるわけでもなく、集団やグループ、組織の中では、統率力を発揮できます。種から花が咲くまで月日がかかるように、おっとりとしてスローテンポ、多くの人々の中で輝くのが本質なので、孤立とは無縁の人生です。
花の有名人
イヴ・サンローラン(デザイナー)1936/08/01
サンドリーヌ・ボネール(女優)1967/05/31
パトリス・ルコント(映画監督)1947/11/12
ビヨンセ(ミュージシャン)1981/09/04
マドンナ(ミュージシャン)1958/08/16
吉田都(ダンサー)1965/10/28
Horoscope : Juan Nakamori / Illustlation :Maggie Prendergast
中森じゅあんプロフィール
鬼谷算命学が専門の占い師。バイオシンセンス・ボディサイコセラピスト。占い師としてのキャリアは20年。また、フリーランスのコピーライターとしても27年の経験をもつ。算命学のほか、ワークショップ講演、エッセイや詩の執筆など幅広い分野で活躍中。著書は『鬼谷算命学』(三笠書房)、エッセイ集『幸福の扉を開きなさい』(PHP文庫)、詩画集『天使の愛』(講談社)ほか多数。