愛とお金がテーマの月、親孝行を心がけて。
3月の運勢(月運) : 地 - 中森じゅあんの算命学占い
『フィガロジャポン』本誌で大人気だった、中森じゅあん先生の算命学を毎月更新。
中国最古の占星学から読み解いた、主精別の「今月のキーワード」と、全体運、仕事運、恋愛運をさらに良い方向へ導くためのアドバイスをお届けします。
www.juan.jp
長年にわたり「中森じゅあんの算命学」に原稿をご執筆頂きました中森じゅあん先生が、2025年5月12日にご逝去されました。連載は2025年5月をもって終了とさせていただきます。謹んで哀悼の意を表します。
2012年3月5日~
4月3日の運勢

今月は愛とお金がセットになってテーマとなる流れです。誰か大好きな人、大切な人の誕生日や喜ばしいことのために、愛をこめて贈り物をするといったことかもしれないし、それがもしかしたら、自分自身への愛の記念のごほうびやプレゼントかもしれませんが、いちばんのおすすめは、親孝行のための出費です。たとえほんのささやかなものでも、旅先のおみやげでも、親への感謝は運を明るく向上させます。お付き合いにも義理を欠かない、ケチをしないように心がけるチャンスがある月です。
Love
愛といえば男女の関わりにいちばん必要不可欠のもの。今月は愛してもらう、愛を求める、のではなく、あなたから愛する、与えることを恐れないというのがテーマです。カップルの人なら、どんなとき、どんな彼にも、心の底の愛からの対応をすることにフォーカスすれば絆はさらに深まるでしょう。フリーの人は家族や友人、職場の人への思いやり、愛を心がけ、そのエネルギーが新しい男性を引きよせるパワーにつながる大きなチャンスの月です。
Career
自由業や自営業の人には、収入が増える、臨時収入がある月の気配濃厚です。とはいえ、出費もしっかりあるので、ふところの中にとどまることは少ないでしょう。生かして使う、仕事につながる出費はケチらず、自己投資に使うことは大事なお金の生かし方といえます。また仕事上の夢や将来への目標も、明るく一途に描き続けることが実現には不可欠です。
Attention
注意日は、3/14、20、24、30、4/4。
地のあなたはこんな人
どこまでも広々と続く大地、道路や草原などが地の人の本質です。田や畑には、農作物を育てて収穫をもたらしてくれる、恵みのパワーがあり、母なる大地というように、人を育成する能力が与えられています。内面に存在する多彩な種類の才能や魅力は、大地の中に含まれている養分のように豊かです。庶民的なあたたかさとともに、時には周囲を驚かせるほどのねばり強さを発揮することも珍しくありません。もうひとつの特色は、家庭的で堅実、コツコツと努力を惜しまずひとつのことに集中し、長い年月をかけて大きなものを積み重ね、築き上げることです。仕事と家庭の両方をしっかりと地道に育てることができるので、働く現代女性の代表といわれる由縁です。
地の有名人
エマニュエル・ベアール(女優)1963/08/14
カール・ラガーフェルド(デザイナー)1933/09/10
セシル・カッセル(女優)1982/06/25
マチュー・ガニオ(ダンサー)1984/03/16
マリオン・コティヤール(女優)1975/09/30
リュック・ベッソン(映画監督)1959/03/18
ロマン・デュリス(俳優)1974/05/28
Horoscope : Juan Nakamori / Illustlation :Maggie Prendergast
中森じゅあんプロフィール
鬼谷算命学が専門の占い師。バイオシンセンス・ボディサイコセラピスト。占い師としてのキャリアは20年。また、フリーランスのコピーライターとしても27年の経験をもつ。算命学のほか、ワークショップ講演、エッセイや詩の執筆など幅広い分野で活躍中。著書は『鬼谷算命学』(三笠書房)、エッセイ集『幸福の扉を開きなさい』(PHP文庫)、詩画集『天使の愛』(講談社)ほか多数。