2023年の運勢(年運) : 花 - 中森じゅあんの算命学占い

『フィガロジャポン』本誌で大人気だった、中森じゅあん先生の算命学を毎月更新。
中国最古の占星学から読み解いた、主精別の「今月のキーワード」と、全体運、仕事運、恋愛運をさらに良い方向へ導くためのアドバイスをお届けします。

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2023年の運勢

花

大きな変化が内外で起こりやすい年。前向きな視点で幸運を味方に。

全体運

2023年は、龍高(りゅうこう)星という“変革”の星と天禄(てんろく)星という、どっしりとしたエネルギーをもたらす星が巡る1年になります。龍高星は10ある主星の中でも、大きな変化や思いきったチャレンジを猛烈に後押しする星なので、“動”の変化が顕著に表れそうです。つまり、引っ越しや異動、旅行、転勤や転職、生別死別といった現象が、大なり小なり生じるかも。また一見、大きな変化はないように見えても、内側で起こっていたりするケースも。あなたの価値観や人生観、ものの見方にユニークな視点がもたらされるといった“変化”が起こるかもしれません。仕事や人間関係を通じて、あるいは書物などを介して、目から鱗が落ちる出合いがあるかも。大きな特色として、今年は「学び」と「手助けがある」という傾向にあるため、チャレンジングな事態が発生しても、よき学びであり成長の好機と受け止めると、万事うまくいきそうです。

恋愛運

変化が起こりやすく、サポートを得やすいのが特徴の年。たとえば、関係性がはっきりしない相手と、別の道に進むことも変化を起こす開運アクション。その勇気が新しい冒険を始める後押しとなるでしょう。その時に選択したことは、次のチャレンジをもたらし、あなたの新しい世界をつくる恵みになります。恋人候補として注目すべきは、年下、外国人、離婚歴のある人。先入観を持たずに接することです。

花のあなたはこんな人

野に咲くかわいい花、華やかな大輪、どんな花でも、人々の心や目を楽しませてくれます。そんな花の精が、あなたの本質です。算命学では、花は女性の理想とされていますが、それは、思いやりがあってやさしいだけでなく、内面には強さをもっている外柔内剛の典型だからです。人あたりがソフトで自然で、人を惹きつける魅力の持ち主。どんな人とも調和していけるので、友達が多い自然な社交家です。かといって人の考えの言いなりになるわけでもなく、集団やグループ、組織の中では、統率力を発揮できます。種から花が咲くまで月日がかかるように、おっとりとしてスローテンポ、多くの人々の中で輝くのが本質なので、孤立とは無縁の人生です。

花の有名人

イヴ・サンローラン(デザイナー)1936/08/01
サンドリーヌ・ボネール(女優)1967/05/31
パトリス・ルコント(映画監督)1947/11/12
ビヨンセ(ミュージシャン)1981/09/04
マドンナ(ミュージシャン)1958/08/16
吉田都(ダンサー)1965/10/28

Horoscope : Juan Nakamori / Illustlation :Maggie Prendergast

中森じゅあんプロフィール

鬼谷算命学が専門の占い師。バイオシンセンス・ボディサイコセラピスト。占い師としてのキャリアは20年。また、フリーランスのコピーライターとしても27年の経験をもつ。算命学のほか、ワークショップ講演、エッセイや詩の執筆など幅広い分野で活躍中。著書は『鬼谷算命学』(三笠書房)、エッセイ集『幸福の扉を開きなさい』(PHP文庫)、詩画集『天使の愛』(講談社)ほか多数。

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